こんにちは。兼子です。
遡る事約1年前、私は椅子の王様と言っても過言ではない、「アーロンチェア」を購入しました。
※中古


これで自宅作業が快適になる事間違いなし!
と、思っていたのですが…
なんか微妙だった
もちろん合う人には合うんだと思うんだけど、はっきり言って自分には合わなかった。
特に気になったのがメッシュ素材。
メッシュ自体は良いんだけど、どうしてもメッシュ周りのフレームが気になってしまった。

これのおかげで正しい姿勢を保てるわけなんだけど、逆に言うとそれ以外の姿勢は取りにくくなる。
個人的にはたまには姿勢を変えたい時もあるので、メッシュよりクッション生地の方がよかった。
他にも前傾チルトがあんまり効果を感じなかったり、ポスチャーフィットが微妙だったりと、色々不満があったので、売りました。

早くない・・・?
って話ですが、アーロンチェアは欠損などなければ中古でも結構良い値で売れるんですよね。
下手に使い続けて、座面が破けたり、チルトがぶっ壊れてしまうと一気に値段が下がってしまうので、早めの判断で売りました。
おかげで、だいたい買値に近い値段で売れました。
送料や手数料があるので1万ちょっとは損したけど、そのぐらいの金額でアーロンチェアを試せたと思えば良かった。
そしてもちろん椅子なし生活というわけにはいかないので、新たに椅子を新調した。
それがこちら

ニトリで買ったデュオレハイという椅子だ。
※アームレストに巻いている布は、べた付かないように自分で巻きました。
多分背もたれが特徴的過ぎて見たことあるって人も多いと思うけど、この見るからに色物感ある椅子を買ってしばらく使ってみたので、レビューしていく。
ちなみに結論を先に書くと、最初はめっちゃよかったけど、長く使っていると気になる点が出てくる。
その辺についても詳しく書いて行きますので、デュオレハイが気になっている人や、椅子を探している人は是非参考にしてみてください。


デュオレハイの特徴
そもそもこの椅子の特徴は何かというと、腰痛緩和。
なんと腰への負担が30㎏軽減するらしい。

30㎏腰への負担が軽減するといっても、「ん?」って感じだけど、とにかく腰痛の人におすすめの椅子となっている。
はっきりいって胡散臭い。
何故これを買ったか
アーロンチェアから乗り換えるにあたって、何故これを選んだかというと、座りごちが明らかに他と違ったからです。
というのも、アーロンチェアでの失敗をまた起こさないように、今回は結構沢山の椅子に実際に座りに行ったのです。
オカムラのシルフィーや、スチールケースのジェスチャー、ハーマンミラーのセイルチェアー等々・・・
数多くの高級チェアに実際に座ってみました。
がしかし・・・

どれも大きな違いを感じられない・・・
なんか結局アーロンチェアとそんな変わらない気がしてしまったんですよね。
これなら別に買い替える必要がないのでは?と自問自答しながら、帰りに寄ったニトリでこのいかにも色物感ある怪しい椅子に座ってみたら、本気で感動してしまった。

他の椅子と比べて、腰のサポート力がレべチだ・・・
マジで10万、20万の椅子と比べて明らかに座り心地が良かった(個人的に)
座った瞬間に、この椅子は違う…と思えた。
しかも値段は約5万で3Dアームレストと高さ調整可能なヘッドレストまでついてくる。
さすがにお得すぎないか。。。
いや、騙されるな!
そう思い一度帰宅し、数日後に再び店舗に赴き、再度色々な椅子に座って比較した。
結果は変わらず。やっぱりこれだった。
デュオレハイを実際に使ってみた感想
というわけで、満足度100点満点で購入したわけだけど、数か月使ってみると気になる事も出てきたので、メリットデメリット含めて紹介していく。
【メリット1】腰のサポート力が高い
やっぱり腰のサポート力が非常に高い。
優しく腰から背中をしっかり支えてくれる感がある。

本当にこの感覚はデュオレハイならではの感覚。
しかもこの背もたれはグネグネと動くのだ。

つまり自分の動きに合わせて常に背もたれがサポートし付けてくれるというわけ。
【メリット2】ヘッドレストが意外と良い
作業中にヘッドレストなんていらない。という意見もあると思うが、実際あったら意外と便利だった。
確かに作業中は必要ないんだけど、ちょっと一息つく時とか、動画見る時なんかはやっぱりあると楽。
あと完全にリクライニングした状態で頭を預けると、本当に寝れるレベルでリラックスできる。
「椅子の上で動画なんて見ないし、リラックスしたい時は椅子を使わない」って人には必要ない物ですが、そうでなければあって損はないと思う。
【メリット3】アームレストの3D稼働はマスト
また、この椅子はアームレストがついているんですが、これが非常に細かく動く。
具体的に動くのは下記の3点
- 上下の昇降
- 左右の角度調整
- 前後のスライド
上下の昇降だけって物が多いけど、案外角度や前後のスライドって重要。
ピンポイントに良い位置に腕を置けると、本当に作業が楽になる。
【デメリット1】作りが弱い気がする
逆に気になってんで言うと、あくまでアーロンチェアと比較すると作りがやわな気がする。
特にアームレストが、可動部が多い分、結構グラグラするので、体重をかけるのが不安になる。
他にもこの椅子は体の動きに合わせて、背もたれやヘッドレストも良く動くので、その辺の耐久力がどれだけあるのかは疑問がある。
ただ一応保証期間が5年あるので、最悪壊れても直してもらえる。
【デメリット2】リクライニングの強度がイマイチ
あと、アーロンチェアではリクライニングの強度がかなり細かく設定できたのですが、この椅子は出来ない。
強すぎず弱すぎずって感じではあるけど、もう少し微調整できたらよかった。
【デメリット3】腰痛が無くなることはない
これはもうアーロンチェアの時に気づいたことだけど、結局腰痛は椅子を変えたぐらいじゃ治らないです。
確かに座ったときのサポート感には感動したけど、やっぱり腰痛が無くなった!とかにはならなかった。
デュオレハイとデュオレストとの違いとは?
ちなみに似たような名前の物にデュオレストという椅子がある。
というか名前だけでなく、見た目もほぼ一緒。
これはパクリ?って感じだけど、実際はデュオレストが本家。
デュオレハイは、デュオレストがニトリのOEMとして製造した商品になる。
なので見た目や機能面なんかはほとんど一緒。
なんなら、自分が買ったデュオレハイの背面のシールにはデュオレストと記載されている。

それぞれの種類
ただデュオレハイにも、デュオレストにもそれぞれ大きく分けて3種類ある。
そのため、選ぶのがちょっとめんどくさい。

どれを選べばいいの・・・?
って感じだけど、個人的にはミドル版で充分。実際自分が買ったのもデュオレハイのミドル版。
理由としては、安価版はアームレストが完全固定なので、一切動かせない。
本当に良い位置にあれば良いんだけど、微妙な位置に動かせないアームレストがあると、本当に邪魔でしかないので個人的にはおすすめできない。
また、最上位版に関しては、「ぶっちゃけいらなくない?」って機能ばかりだったので、ミドル版が一番コスパ的におすすめ。
具体的な違いは以下にまとめたので、参考にしてみてください。
アームレスト可動 | 座面スライド | 座面取り外し | 保証 | 値段 | |
デュオレハイ 安価版 | × | × | × | 1年 | 38,790円 |
デュオレスト 安価版 | × | × | × | 1~3年 | 39,900円 |
デュオレハイ ミドル版 | 3D稼働 | × | × | 5年 | 49,990円 黒は59,990円 |
デュオレスト 安価版 | 高さ調節のみ | 〇 | × | 1~3年 | 67,190円 |
デュオハイ 最上位版 | 3D稼働 | 〇 | × | 5年 | 79,990円 |
デュオレスト 最上位版 | 3D稼働 | 〇 | 〇 | 1~3年 | 84,936円 |
他にもちょっとした違いはあるけど、大きな差はこんな感じです。
ちなみに自分がデュオレストではなくデュオレハイを選んだ理由は、保証期間が長く、アームが高可動だったためです。
個人的にはアーロンチェアより好き
というわけで、デュオレハイのレビューでした。
あくまで個人的にだけど、アーロンチェアより座り心地は良いし、値段の割にはすごく良い椅子だと思う。
やっぱり自分はメッシュタイプの椅子より、クッションタイプの椅子が好きでした。
ただ椅子って人それぞれ好みがあると思うので、気になった人はニトリなどで試座できると思うので、是非体験して見てほしい。
その上で良いと思ったらデュオレハイおすすめです。


それじゃ
