こんにちは。兼子です。
今日はですね、イラストレーターから趣味の絵描きさんにもおすすめできるノートパソコンをご紹介していこうと思います。
あくまで個人的なおすすめですが、僕自身PCでよく絵を描くので、デジタルお絵かき初心者の方や、PC選びに悩んでいる絵描きの方の参考になればと思います。
これからデジタルお絵かきの機材を集めたい人や、今PCのスペックが低くて困っている絵描きさんは是非参考にしてみてください
液タブになるコスパ抜群のPC、【Lenovo IdeaPad Flex550】
まず個人的におすすめなのが、LenovoのIdeaPad Flex550。
このパソコン、画面を360°折りたたむことができる2-in-1PC。
画面はタッチ対応なので、このPCに直接絵を描く事ができます。
つまり他にタブレットなどがなくても、これだけあれば絵が描けるって言うのがかなり魅力的なパソコン。
スペック▼
名称 | Ideapad Flex550i |
OS | Windows 11 Home |
CPU | Ryzen7 5700U |
GPU | オンボード |
メモリ | 16GB |
画面 | 14インチ 1,920×1,080ドット (フルHD) |
容量 | 512GB SSD |
バッテリー | 11.6時間 |
ペン性能 | 4096段階 電池式アクティブペン(付属) |
officeソフト | なし(必要なら選択可) |
重量 | 1.5Kg |
値段 | 約89,661円 |
※スペック、価格は2022年1月現在のものです。
そして更にこのパソコン、とにかくコスパがえげつない。
この性能なら普通10万は余裕で超えてくると思うんだけど、まさかの9万弱。
しかもただでさえ安いのに、なんとこのPCペンが付属でついてきます。
筆圧検知レベルは4096段階で、お絵かきが充分できるレベルです。
とにかくコスパ抜群で液タブにもなるので、サブ機としてもメインとしても使えるノートパソコン。
デメリットとしては色域があんまりよくなく、画面が若干黄色っぽい。
また、背面とキーボード面がプラスチック素材で安っぽく見える。
色味に拘りたい人はあまりよくないかも。
また、ペンの描き心地はそこまでよくない。
筆圧レベルは充分だけど、追随性がわるい。
こちらのPCは実際自分で購入して使っておりまして、レビューも書いております。良いなと思った方は是非以下の記事も参考にしてみてください。
-
-
IdeaPad Flex550(AMD)レビュー!コスパ最強の液タブになるPC
こんにちは。兼子です。 LenovoのIdeapad Flex550(AMDモデル) 何故このIdeaPadを選んだかというと、コスパが良いっていうのと、液タブとして使えそ ...
続きを見る
画面が綺麗で持ち運びにも最適なPC、【HUAWEI MateBookE】
続いては2022年3月に発売されたHUAWEIの新作タブレットPC、MateBook E
こちらも画面に直接絵が描けるタブレットPC。
見た目がSurfaceとそっくりなのですが、Surfaceよりコスパが良い。
スペック▼
名称 | Mate Book E |
OS | Windows 11 Home |
CPU | インテル® Core™ i5-1130G7 |
GPU | インテル® Iris® Xe グラフィックス (CPU内蔵) |
メモリ | 8GB |
画面 | 12.6インチ 2560×1600 |
容量 | 256GB SSD |
バッテリー | 7.4時間 |
ペン性能 | 4096段階 充電式アクティブペン(別売り) |
officeソフト | WPS Office |
重量 | 709g |
値段 | 約139,800円 |
※スペック、価格は2022年3月現在のものです。
LenovoのIdeaPadに比べると、性能が落ちて価格が高いけど、その分メリットがあります。
まずこのタブレットPCは有機ELディスプレイで、かなり高画質なので画面がとにかく綺麗です。
スペックは高くはないけど絵を描くには十分なスペックなので、綺麗な画質を求める方や、軽いので持ち運びをメインに考えてる方にはおすすめのPCです。
また、ペンの描き心地に関してもHUAWEIの方が良い。
自分はHUAWEIのMatepadを持っているので、そちらでHUAWEI製のペンを使った事があるのですが、かなり描き心地は良いです。
ペンも充電式なので、電池もいらず軽い。
欠点としてはインターフェースがtype-C(Thunderbolt)がひとつだけってところ。
外部ディスプレイに映像出力はできるけど、そうすると充電ができなくなるという仕様。
なのでType-Cハブなんかを別途買った方が良いのかなと思います。
また、ペン側にショートカットボタンがないのが地味に痛い。
ツール変更をいちいちタッチしないといけないので、ペンだけで描こうとすると結構めんどくさい。
現在公式サイトでcore i5モデルを買うとペンが無料で貰えます。
詳しくは以下の記事でも紹介していますので、気になった方はよかったら参考にしてみてください。
3Dや動画編集もしたい人向け、【Mouse DAIV 4N】
で、最後にハイスペックのPCを紹介します。
BTOパソコンマウスのDAIV 4N

https://www.mouse-jp.co.jp/store/g/gdaiv-4n-h/ より引用
こちらのスペックは以下の通り
名称 | DAIV 4N |
OS | Windows 11 Home |
CPU | インテル® Core™ i7-1165G7 プロセッサー |
GPU | GeForce® GTX 1650 Ti |
メモリ | 32GB |
画面 | 14インチ 2880×1920 |
容量 | 1TB SSD |
バッテリー | 11時間 |
ペン性能 | なし(非対応) |
officeソフト | なし(オプションで追加可能) |
重量 | 1.43Kg |
値段 | 約175,000円 |
※スペック、価格は2022年1月現在のものです。
こちらは画面に直接描けないので注意してください。なので絵を描くには別途板タブや液タブが必要になります。
このPCの何が良いんだって話ですが、グラフィックボードが搭載されていて、メモリも32GBもあるという所。
このスペックであれば動画編集や3DCGなどもある程度快適に作業できるレベル。
また、これだけハイスペックでありながら重量も約1.4キロなので持ち運びもできる軽さ。
これ単体では絵が描けないけど、高負荷な作業をやりたい!って人にはおすすめのPC。
ちなみに安価な液タブの比較記事もありますので、液タブの購入を考えている人は良かったらこちらも参考にしてみてください。
イラスト制作に必要なスペック
というわけで、イラストレーターや絵描きにおすすめのノートPCでした。
ちなみに絵を描くのに必要なPCのスペックってどのくらい?かというと
・CPUはCore i5以上(Ryzen5以上)
・メモリは8GB以上
・SSDは256GB以上
・液晶はフルHD以上
であれば基本的に問題ないかと思います。(あくまで個人的な意見ですが)
ただ注意しないといけないのは、中古で買う場合CPUの世代がやたら古い場合があったりします。
それにPCって消耗品なので、スペックがよくてもまともに性能が発揮できない事もあるので、中古で買う場合は注意してください。
また、グラフィックボードはあった方が良いには良いですが、別になくても全然描けます。
3DCGや映像編集等をメインにやりたい人はあった方が良いですが、値段が結構上がるので、絵を描く事がメインなら別に考えなくていいかと思います。
また、簡単なメイキング動画を作ってYouTubeにアップするとかもグラフィックボードがなくてもできます。
あくまであったらもっと快適になる。って感じ

そんなわけでこれからPCを買う絵描きさんの参考になったら幸いです。
それじゃ!