こんにちは。兼子です。
もしまだ使ったことがない方、
気を付けて!!
僕は先日CLIPSTUDIO TABMATEを買ってみたんですが、正直人によって合う合わないっていうのがあるなと感じました。
レビュー動画とか見るとめちゃくちゃ良いって言われているし、値段も安いので絶対外さないだろうと思って買ってみたのですが、普通に外しました(個人的に)
なのでね、個人的に何故微妙だったのか!!を詳しく解説していきます。
TABMATEをおすすめ出来ない人
個人的に何故TABMATEが微妙だったかというと、モード切替がめんどくさかったから!というのが一番の理由。
200種類のショートカットキー割り当ての”罠”
これはどういう事かというとですね、タブメイトって200種類以上のショートカットキーを割り当てられるのですが、実はこれ1クリックでは無理なんですよね。
タブメイトにはモードというものがあって、そのモードを切り替えるボタンを押すことで全く違うショートカットキーが割り当てられたデバイスに変化するわけです。
つまりモード1だとAボタンを押すとCtrl+Zになるけど、モード2にするとAボタンがCtrl+Shift+Zになる。
みたいな感じでモードを変えると割り当てられているショートカットキーも一気に変わるのです。
▲こんな感じでモードを切り替える事で全く別のショートカットキーが割り当てられたデバイスに変化する。
それらを駆使すると200種類ものショートカットキーに対応するわけなんですが・・・
単純に現在モードが1で、押したいショートカットキーがモード4のAボタンにある場合、モード切替を3回押したうえで、Aボタンを押すことになります。
つまり合計4回もボタンを押さなければならないのです。
モード切り替えなしで使えるショートカットは15種類ほど。
2回以上ボタンを押さなければいけないのであれば、普通にキーボード使った方が早くない・・・?と思ってしまい、使うのを辞めました。
TABMATEをおすすめできる人
そんなわけで個人的には、キーボードの方が良いという結論に至ったわけですが、もちろんタブメイトを全否定する気もない。
タブメイトの評価が高いことも事実だし、作業効率が上がる人もいると思う。
例えばTABMATEなら片手で楽々持てる大きさなので、キーボードよりも左手の位置が自由になる。
こんな感じで足の上に置いたり、よりラフな格好で作業を出来ると思う。
これで肩や首の凝りが軽減されたって口コミがあったりもした。
また、そもそもショートカットキーをあまり多く使わない人ならモード切替しなくても使えるので、不便さはないかもしれない。
具体的には10~15ぐらい割り当てられれば充分!って人は満足できるんじゃないかと思う。多分。
逆に15種類以上を頻繁に変える人は、めんどくささが勝るんじゃないかと思う。
まとめ 自分が本当に必要としているかどうかを考えてから買うと良い
というわけで個人的にはTABMATEはあまり合わなかった!って話でした。
大量のショートカットキーを手早く使いたいって人には使いづらいかもしれない。
ちなみに同じく左手デバイスのTourBox Eliteをレビューした記事もあるのでよかったらこちらも合わせてご覧ください。
TABMATEより全然高いけど、その分登録できるショートカットキーがめちゃくちゃ多い。
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個人的にはこっちの方が全然自分には合っていて、今はTourBoxを使っている。
どっちも一長一短なところはあるので、自分がどういった機能が欲しいのか、一度じっくり考察したうえで決めると良いかと思います。
それじゃ!