当ブログはアフィリエイト広告による収益を得ています

ガジェット 液タブ・板タブ

【GAOMONの板タブ】S620の実機レビュー!5000円以下の板タブの使い心地は!?

10月 25, 2021

こんにちは。兼子です。

 

今日はですね、GAOMONさんから発売されている超激安の板タブ、S620について紹介とレビューをしていこうかと思います。

 

というのもですね、今回もGAOMONさんより商品をご提供いただきました。


この商品の見どころは何と言ってもその安さ。

 

3,799円という驚きの低価格。

 

がしかし、やっぱりここまで安いと、どうなんだろう・・・?って思いますよね。

というわけで、僕が実際に使ってみた感想をしっかり書いていこうと思いますので、購入を考えている人は是非参考にしてみてください。

この記事はこんな方におすすめ

  • これからデジタルお絵かき環境を整えたい人
  • 板タブに興味がある方
  • 安いデジタルイラスト機材について気になる方
  • スマホに接続できるお絵かき機材を探している方

 

GAOMONO S620のスペック

まずはスペックからご紹介します。

サイズ 211 ×174×8mm(作業領域=165×101mm)
解像度 5080 LPI
ペン性能 8192レベルの筆圧検知 充電不要 2つのショートカットボタン
重量 560グラム
ショートカットキー 4個
反応率 266PPS
接続端子 マイクロUSB(本体)→USB typeA(PC)
スマホ対応 Android6.0以降に対応

となっております。

安いけどペン性能は8192レベルだし充電は不要のバッテリーレスモデル。

 

更になんとスマホに接続して使うこともできるので、PCがない人でも使う事ができます。

普通に安くても素晴らしいスペックとなっております。

 

まぁしかし、実際使ってみると「あれ?」って思うことが出てくる場合も多い。

というわけで以下実際に使ってみたレビューをしていきます。

S620開封レビュー

というわけで、開封の儀から始めてまいります。

まずは外箱から

真っ白です。雪道で落としたら見失うレベルで真っ白。

そこに銀色に輝くロゴマーク。

 

兼子
安いけど高級感があります

裏面はこんな感じで製品の特長などが英語で表記されおります。

箱を開けるとこんな感じ。やっぱり板タブは液タブと違ってケーブル類が少なく、かなりコンパクトです。

 

内容物は上記の7点。替え芯は8個入っております

 

ありがたいことにスマホに接続するための変換アダプターもついております。

※変換アダプターはUSB typeCなので、マイクロUSBのスマホには接続できません。

S620を実際使ってみたレビュー

というわけで届いてからしばらくこちらの板タブを使ってみた感想をざっと書きます。

ポイント

・かなりコンパクトで軽い

・接続が簡単(液タブと比べて)

・板タブとしての使い心地は普通に良い

・大きい画面にはちょっと不向き

・スマホで使う場合はいくつか注意が必要

っていう感じです。以下に詳しく書いていきます。

かなりコンパクトで軽い

まずは何と言ってもかなりコンパクトです。

あの野口英雄が2人がギリギリ住める広さ。3人は無理

また重量も560グラムと軽く、鞄に入れても全然気にならない重さです。

 

それ故持ち運びを想定している方にとってはとても良いサイズ感だと思います。

接続が簡単

そして接続も超簡単。

まずHPよりドライバーをダウンロードし、本体を接続します。

ドライバーのダウンロードページ

 

これでほぼ完了です。

本体に接続すればドライバーが機種を認識してくれますし、必要に応じてショートカットキーなどを変えるだけです。

 

ちなみにドライバーも昔と比べてかなり進化していて、見やすいし設定もとてもやりやすい。

 

こんな感じでどこにどんなキーが割り当てられてるとかすぐに簡単に確認できるし、変更する場合もそこをクリックすれば簡単に変更できます。

実際の使い心地は普通に良い!

3000円代の板タブなんて使い心地が悪そう・・・って思う方も多いかもしれない。

【安かろう悪かろう】とか【安物買いの銭失い】ってことわざにあるように、安物は悪!と思われる風習が日本にはある。

 

がしかし

 

今はそんなことはない。

この板タブに関しても安くても普通に使えました。

 

実際に1枚イラスト描いてみましたが普通に描けました。

 

筆圧検知もしっかりされるし、遅延なども特に感じませんでした。

大きい画面には不向きかもしれない

描き味に不満はなかったけど、コンパクトさ故の問題がありました。

それは大きい画面との相性が悪い。という事

 

僕が使っている液晶が24インチなのですが、画面がある程度大きくなれば板タブとの対比が大きくなります。

つまりちょっとしたストロークのつもりが、結構長めのストロークと認識されてしまったりするわけです。

なので結構大きめの液晶を使っている人はS620のようなコンパクトな板タブより、大きめの板タブとかの方が相性はいいかと思います。

 

まぁ中には「その対比が大きいほど描きやすい」って 人もいるので、慣れっていうのもあるかもしれませんが、個人的には20インチ以上の画面の方は注意した方が良いかと思います。

 

逆に言えば小さい画面の液晶では描きやすかった(12.3インチのSurface Pro)

スマホで使う場合の注意

この板タブの何よりすごい所は、スマホに接続できるところ!

 

なんですが!

 

いくつか注意があるので、それについても書いていこうと思います。

① Android6.0以降のスマホのみ対応

まず使えるスマホは限られております。特に注意なのはiPhoneユーザーは使えません。

 

また一部Androidや古いスマホでも使えない場合があるので、スマホ用に買う方は注意してください。

一応Android6.0以降は使えるはずですが、例えばGalaxy等は正常に反応しない場合もあるそうです。

 

自分のスマホが使えるのか心配な方はメールで確認してみる事をお勧めします。

service@gaomon.net

 

ちなみに僕が使っているHuawei P30では普通に使えました。

② 電話モードにしないと正しく使えない

そしてもう一つ、この板タブには電話モードいう設定があります。

電話モードの電話はつまり携帯電話のことで、通常のPCモードからこの電話モードに切り替えないと正しく使えません。

 

まぁ使えない事はないのですが、例えば普通に丸を描いたつもりでも、かなり縦長の丸になる。

何でかって言うとスマホの比率と板タブの縦横比の比率がそもそも全然違うからです。(スマホは縦長ですが、板タブは横長の作りにになっていますよね。)

 

そしてスマホ用のドライバー的なの物はないので、ドライバーで調整することもできません。

 

じゃぁどうするかっていうと、電話モードにするのです。

 

やり方は簡単で、スマホに接続後、タブレットのショートカットキーの1と3を長押しするだけ

これだけでスマホの比率とほぼ同じになり、描きやすくなります。

 

ただ作業エリアは比率を合わせるため、半分になります。

つまり右半分は反応しなくなります。

なんかもったいないですが、ここが反応するとめっちゃ描きにくいので、これで良いのです。

 

ちなみにスマホ接続時はショートカットキーは使えなくなります。

なのでこの電話モード切替以外タブレット上部のショートカットキーは特に使い道はなくなります。

 

ただアイビスペイントの場合、ペン側のショートカットボタンは普通に使えました。

板タブの描き心地をアップするポイント

最後に板タブの描き心地をアップする方法を書いておきます。

もうね、これは誰でも簡単にできる方法で

 

兼子
板タブに紙を貼る

ってだけです。

こんな感じで適当な紙をマスキングテープなどで板タブの上にはっ付けます。

 

そうすることでどうなるのかというと、より紙の上で書いているような質感になり、ペンの摩擦も上がり滑りにくくなる分描きやすくなります。

 

ただその分ペン先の摩耗が早くなります。

また人によってはない方が良い!って場合もあるので、一度試してみて微妙だったら紙は破り捨てましょう。

まとめ 初心者の方や液晶画面が大きくない人にはとてもおすすめ

というわけでGAOMONさんのS620の商品レビューでした。

 

個人的には

・これからデジタルでイラストを始めたい人

・液晶画面サイズが大きすぎない人

・Androidスマホで絵を描きたい人

にはおすすめの商品です。

 

とにかく値段がかなり安いので、気軽にデジタルお絵かきの一歩を踏み出すことができます。

またコンパクトなので持ち運びにもとても便利。

 

スマホで描く人なんかは鞄に入れてカフェや出張先などでも手軽にお絵かきができるます。

 

なのでね、気になった人は是非購入を検討してみてはいかがでしょうか。


 

それじゃ!

 

2022年3月追記 M1220レビュー

先日新たにGAOMONさんから板タブを提供いただき、レビューを書きました。

【GAOMONの板タブ】M1220実機レビュー!初心者からプロにもおすすめできる板タブ

こんにちは。兼子です。   今日はですね、GAOMONさんの板タブ、M1220の実機レビューをしていきたいと思います。 兼子 今回もこちらGAOMONさんにご提供いただきました リンク この ...

続きを見る

M1220 という板タブで、描きやすさははっきりいってS620より良いです。

 

大きさも大きすぎず小さすぎずで、24インチのモニターに対しても充分な作業領域です。

その分ちょっと値段は高くなりますが、個人的にはこちらのほうがおすすめです。


液タブはメーカー公式ストアで買うのがオススメ


液タブを買う際はメーカーの公式ストアで買うのがおすすめです。

理由は保証が長くなるから。

 

XPPenでは通常保証期間が1年なんだけど、公式ストア限定で18ヶ月になります。

液タブって精密機械なので、保証は絶対長い方が良い。

 

またXPPenでは公式ストアで買った人のみ対象のレビュープレゼントキャンペーンなんかもあったりします。





プレゼントキャンペーンの詳細はこちら



 

送料無料だし割高になっていることもないし、公式ストア限定セールもあったりします。

なので個人的にはまず公式ストアで検討することをおすすめします。

 

XPPen公式ストア

2024/9/18

イラスト制作&Live2Dモデリングする際の作業環境紹介【デスクツアー】

ありがたいことに、最近Live2Dモデリングの仕事が少しずつ増えてきた。最初は全然依頼が来なくて焦ったけど、どうやらまだVtuberモデル制作の需要はあるようです。 なのでこれからVtuber製作を始めようと思っている人は多いと思う。 そんなわけで、この記事では自分の現在の制作環境を紹介します。これからVtuber製作をやってみようと思う方や、今やっているけど他の人の作業環境が見たい!って人は是非最後までご覧ください。 ちなみに2024年9月現在の作業環境となります。 イラスト制作&Live2Dで ...

ReadMore

2024/9/13

大画面スマートウォッチと小型スマートバンドの比較!【HUAWEI】

最近街を歩けばスマートウォッチを付けている人を沢山見かける。主にアップルウォッチだけど。そんな中自分はHUAWEIのスマートウォッチを使っていたんだけど、この度スマートバンドに乗り換え(戻し)た。 スマートウォッチの方が画面がでかいので操作しやすいし、その分機能も多くて気に入っていたんだけど、久々に昔使っていたバンドタイプの物を付けてみたら「やっぱりこっちの方が良いな・・・」と思ってしまった。 というわけで、その理由について解説していくので、どっちにするか迷っている人は参考にしてみてください。 スマートウ ...

ReadMore

2024/9/18

KOORUIの27インチモニターを買ってみたけど全くおすすできない件

先日液晶モニターを買い換えました。 KOORUIの27インチモニター。 Amazonで5,000円 オフのクーポンが配布されており、約25,000円で買いました。 安くて高色域のIPS液晶かつ画質のモニターを探していたところコイツにいきついた。 というわけでレビューしていこうと思います。 色が潰れる もう最初に言っちゃうと、買わない方が良い。 まさに安物買いの銭失い。この言葉は自分の為に作られた言葉なんじゃないかとつくづく思う事がある。 一応理由を解説すると、とにかく一番の理由は色がつぶれる。 つぶれるっ ...

ReadMore

2024/3/29

TourBox Liteレビュー!案外Liteでもいける

先日TourBox様より、TourBox Liteをご提供頂きました。 TourBoxと言えば左手デバイスとして有名ですが、値段が結構お高い。 最上位モデルのEliteは約4万円と、なかなか手を出しづらい価格。   使ってみたいけど、価格的に諦めていた人は多いと思う。 兼子 そんな人に向けて発売されたのが、今回提供頂いたTourBox Liteになります   値段が約13,000円と、Eliteに比べて3分の一になっており、かなりお求めやすい価格になっています。 ただ、その分削られた機 ...

ReadMore

2024/9/15

HUIONからもAndroidタブレットが発売!XPPenのタブレットとの比較

先日XPPenからAndroidタブレットが発売した記事を書きましたが、HUIONからもAndroidタブレットが発売されました。 その名もKamvas Slate10。 アシスタント Slateって何・・・? 予定するとか、計画する、石板って意味らしい・・・読み方はスレート 兼子 何故Slateという名前になったのかは謎。   そして個人的にアプリのUIがパット見た感じなんだかめちゃくちゃ不安な見た目をしているのが気になる所… 「とりあえず作ってみたよ」って段階感がすごい。   とい ...

ReadMore

2024/9/15

XPPenからイラスト制作用Androidタブレットが発売!【充電不要&16,384段階の筆圧検知】

先日液タブや板タブを販売するメーカーのXPPenからAndroidタブレットが発売されました。 絵が描けるAndroidタブレットってのは今までも結構発売されているけど、液タブ板タブの開発メーカーがAndroidタブレットを発売するケースは稀。 そんなわけで、結構期待と不安が入り混じるタブレットとなっているかと思いますので、この記事では性能などをまとめてみます。 Magic Drawing Padの性能 公開されている性能は以下の通り サイズ 279 x 192 x 6.9 mm 液晶サイズ 12.2イン ...

ReadMore

2024/3/5

FlexiSpotがセール中でかなり安くなってるので超おすすめ【スタンディングデスク】

自分が愛用しているスタンディングデスクメーカーのFlexiSpotが現在新生活応援セールを開催している。(2024年4月1日まで) 兼子 めちゃくちゃ安くなっている   ちなみに自分が買ったEF1というデスクは元が約3万円で比較的安いんだけど、今なら23,100円で買える。(天板別売り) マジでデスクワークしている人はスタンディングデスク超おすすめです。   単純に座って作業する際も、机の位置を微調整できるし、座ってて腰が痛くなってきたら立ち作業に変えられる。体を労わるだけでなく、気分 ...

ReadMore

2024/3/5

【Lenovo】Ideapad Slimを使ってみたけど、個人的にはFlexがおすすめ

先日Ideapad Slim570の中古品を入手しました。 買ったわけではなく、ASPサイトが主催していたプレゼント企画で当選して手に入れたもの。 ちなみにIdeapad Slim570は2022年に発売されたPCなので、今は廃番になっている。 現在は新しいモデル(Slim5 Gen8)がでているので、今更Slim570をレビューする価値はほとんどない。   ただ、自分は以前Ideapad Flexシリーズを使っていたので、SlimとFlexの違いについて書いていこうと思います。 どちらもIde ...

ReadMore

2024/9/15

5万円以下で買えるおすすの液タブ【初心者におすすめ】

アシスタント 予算五万円で液タブを買いたい この記事ではそんな人におすすめの液タブを紹介していきます。 一昔前なら おっさん 5万円で液タブ?5万円じゃ板タブしか買えないよ って言われていましたが、時代は変わりました。 5万円あれば液タブは選べる時代です。 安い物なら2万円台から売っているので、5万円あれば選び放題と言っていい。 がしかし 初心者にとっては選択肢が増えると、なかなか決められない問題が出てくる。 そして最終的には「とりあえず安い物」を選びがち。 そんなことにならない為に、予算五万をフルに使っ ...

ReadMore

色域ってどれくらいあればいい?

2024/9/15

液タブの色域ってどれぐらいあればいい?色域100%超えの理由と選び方

「AdobeRGB99%!」と言われても、知らない人からしたら良いのか悪いのかの判断がし辛いと思う。 物によってはsRGB表記だったりするし、なんなら100%超える色域が表示されていることもある。 100%超えってどういうことなのよ・・・・って感じですよね。 そんなわけで、この記事では色域について分かり易いように、解説していきます。 自分自身最近まで全然理解していなかったので、なるべく誰が見ても分かり易いように解説していく予定。 色域について知っておくと、液タブやモニター選びの際に役に立つので、知らない方 ...

ReadMore

-ガジェット, 液タブ・板タブ