こんにちは。兼子です。
先日XP-Penから新機種の発売が発表されておりました。
それがこちら
Artist 16セカンドという名称の液タブです。
正式に販売されるのは2022年5月16日からなので、この記事執筆時点ではまだ予約販売となっております。
昨年発売されたArtist Pro16に引き続き、今回も16インチサイズの液タブです(正確には15.4インチ)
というわけでこの記事ではArtist 16セカンドの仕様について、またArtist Pro16との違いについて解説していきます。
現在液タブの購入を検討している方は参考にしていってください
Artist 16セカンドのスペック
まずはスペックについて解説していきます。
サイズ | 15.4インチ |
解像度 | 1920×1080(フルHD) |
色域 | Adobe RGB94% |
ペン性能 | 8192レベルの筆圧検知 60°の傾き検知 充電不要 X3チップ搭載 |
液晶 | IPS液晶+アンチグレアフィルム |
ショートカットキー | 10個 |
反応率 | 200RPS |
視野角 | 垂直178° 水平178° |
接続端子 | 3in1ケーブル or USBtypeC→HDMI |
電源 | PCから供給可能 |
となっております。
また、このArtist 16セカンドは新機能として、ペンタブレットモードを搭載しております。
簡単に言うと画面を消していたタブと同じような環境で絵を描くことができる。っていう機能。
他の液タブでも同じようなことはできたのですが、その際画面はつきっぱなしになっていました。
それがこのArtist 16セカンドでは画面を消して使うことができるので、ほとんど板タブと同じ環境を作ることができます。
また画面を消せる分省電力にもなります。
ちなみにほぼArtist 12セカンドではこの機能はないので、注意してください。
Artist 16セカンドとArtist Pro16の違い
昨年発売されたArtist Pro16との違いは何?ってとこを解説していきますと、主な違いは以下の4点
・ペンの種類
・デザイン
・色域
・ペンタブレットモードのありなし
他にも微々たる違いはあるのかもしれませんが、基本的にはここら辺が主な違いとなります。
ペンの違い
まず一つの目のペンの違いについてですが、、Artist Pro16ではX3 Elite Plusというペンが使われておりますが、Artist16セカンドではX3 Eliteというペンです。
つまりPlusが付くか付かないかの違いになるのですが、その実態はペンの裏側に消しゴム機能がついているかどうか。
Plusのほうではここが消しゴム機能になっているのですが、Artist16セカンドのX3 Eliteはこれがついておりません。
まぁつまりそれだけの差です。
一応公式ストアの記載ではPlusのほうはArtist12セカンドと互換性があるとのことなので、多分Artist16セカンドでも使えると思う。
ただぶっちゃけ消しゴム機能は普通にショートカットキーを使ったほうが早くて楽だと思うので、個人的にはいらないかなと思います。
デザインの違い
あとは当たり前ですが、デザインが全然違います。
Artist Pro16はシルバーと黒を基調としたスタイリッシュなデザインで、「コンテンポラリー・グッドデザイン賞」というデザイン賞を受賞しております。
対して、Artist16セカンドは単色でボタンや角が丸みを帯びていて、POPなデザインです。
カラーバリエーションも豊富です。
また、ショートカットキーもArtist16セカンドのほうが数が多いですが、ホイールはついていないという違いがあります。
色域の違い
最後が色域の違いです。Artist Pro16はAdobeRGBが99%なのに対して、Artist16セカンドは94%なので、Artist Pro16のほうが高色域となります。
まぁArtist16セカンドも決して低いわけではないので、個人的にはそこまで差はないのかなと思います。
値段について
Artist16セカンドの、販売価格は定価49,980円。Artist Pro16は55,280円なので、5,000円ほど安くなっております。
その分色域が低かったり、ペンに差があったりするようです。
個人的にはそこまで差はないのに5000円ほど安くなるので、よほど色味にこだわりたい人や、デザインがArtist Pro16のほうがいい!とかでなければArtist16セカンドはお買い得だと思います。
特にXP-PenのX3Eliteはかなり描き心地がよく、軽いタッチでもしっかり反応するので、Artist16セカンドでもこのペンが使われております、