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Galaxyのタブレットは液タブになる?【Tab S8Ultraレビュー】

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イラスト

こんにちは。兼子です。

兼子
兼子

先日Galaxyのタブレットを買いました。

意外と知られていないと思うのですが、SamsungのタブレットはAndroidでは世界シェア1位です(iosも含めるとiPadが1位)

日本ではNECとかAmazonのタブレットの方が市場シェアを獲得しているのですが、世界規模で見るとSamsungが現状1位となっています。


その理由はやはり性能でしょう。
安価な物も発売していますが、フラッグシップモデルのGalaxyTab S10などは重たいゲームでもサクサク動かせる性能です。また、世界有数の有機ELメーカーのため、画面がとにかく綺麗なことも人気の理由です。


ただ日本だとタブレットにそこまで求める人があまりいないので、そこまで伸びていないようです。


しかし、実はこのGalaxyには性能以外にもすごいところがあるんです。


それが液タブになる!ということです。

アシスタント
アシスタント

別に液タブになるタブレットってめずらしくなくない?

って話ですが、なんとGalaxyのペンはワコムと共同開発されたペンなのです。

つまりそんじょそこらのタブレットとは描き味が一味も二味も違うわけです。


ただね…最近のタブレットはマジでペン性能が高いものが多いので、「本当にGalaxyのタブレットって描き味いいの?」と思われる方も多いでしょう。


自分が一番疑っていた説すらあります。


というわけで、実際にGalaxyのタブレットを買ってみたので、克明にレビューしていきます!

兼子
兼子

ちなみにメルカリで型落ちの物を中古で買いました

正直新品は高すぎて買えないし、本当に描き味がいいのか不安だったので、中古にしました。

ただ中古でもペン性能は変わらないはずなので、レビューに支障はないのでご安心ください。

Galaxyのタブレットを買った理由

そもそもなんでこのタブレットを金もないくせに中古で買ったのかというと、出先で作業がしたかったから。

アシスタント
アシスタント

出先用のタブレットとかノートPC持ってなかった?

兼子
兼子

あったんだけど、本格的に絵が描ける環境を作ってみたかったんです・・・

というのも自分はHUAWEIのタブレットを持っているのですが、画面サイズが10.8インチなので、持ち運びには便利だけどさすがにちょっと小さい。

また、ノートPCもあるんだけど、絵を描くには板タブや液タブが別途必要になる。
あと重い。
そのためもっぱら実家に帰省する時だけ使うようになっていました。



そんなわけで、でかいタブレットを買ってみよう!と思ったわけです。
最初は12インチサイズにしようかと思ったけど、個人的には画面は大きい方が好きなので、14インチサイズのタブレットを買う事にしました。


ただ、14インチのタブレットってそもそもかなり少ない。全くないわけじゃないけど、絵が描きやすくて、性能も良いタブレットとなると、ほぼGalaxyに絞られてくる。


しかしGalaxyは高い。
最新のS10Ultraだと定価約25万。

さすがに高すぎて無理。いくら物価高とはいえタブレットが25万は許せん。


というわけで買ったのが型落ちの更に型落ちのTab S8Ultraというわけです。
価格は8万円程で買えました。

Galaxy Tab S8のスペック

まずこのタブレットのスペックについて書くと、以下の通りです。
最新のTab S10Ultraのスペックも合わせて記載します。

S8 UltraS10 Ultra
サイズ14.6インチ(326.4 x 208.6 x 5.5mm)14.6インチ(326.4 x 208.6 x 5.4mm)
解像度2960 x 18482960 x 1848
重さ728g718g
ペン性能4096段階 4096段階
CPUSnap Dragon8 Gen1MediaTek Dimensity 9300+ 
メモリ12㎇12㎇
ストレージ256㎇512㎇
アウトカメラ13MP+6MP13.0 MP + 8.0 MP
インカメラ12MP+12MP12.0 MP + 12.0 MP
防水防塵非対応IP68
バッテリー11,200mAh11,200mAh


もう少し分かりやすく書くと

Galaxy Tab S8Ultraの特徴
  • CLIPSTUDIOもサクサク動く
  • 3Dゲームもいける
  • 画面はタブレットとしてはかなりデカい
  • 画面サイズの割に軽い
  • 純正キーボードを付けるとPClライクにも使える
  • 純正のキーボードを付けると結構重い(約1.4㎏)

という感じです。とにかくすごい強強タブレットということです。

Galaxyタブレットのイラストの描き心地

続いて、本記事の肝心かなめ、液タブとしての使い心地についてですが、めちゃくちゃ良いです

自分は今までSurfaceやLenovo、HUAWEIと色々なタブレットを液タブとして使ってきました。(iPadも家電量販店や知人に借りたりで使った事はあります)

特に個人的にはHUAWEIのタブレットの描き心地が一番でした。
やはりHUAWEIの技術力ってすごくて、アメリカに嫌われたのもある意味納得でした。

Googleのサービス(GMS)が使えないにもかかわらず、それを補う程の使いやすさと描きやすさで長い事愛用していました。

HUAWEIのタブレット
HUAWEI Matepad Pro


しかし今回Galaxyのタブレットはそれを超えました。
とにかくめちゃくちゃ描きやすいし、性能も良いためサクサク動いて気持ちが良い。

本気で絵を描く人におすすめできるタブレットです。

Sペンはバッテリー駆動ではない?

また、個人的にかなりビックリしたのが、ペンの軽さ
なんと実測値で8gととにかく軽い。

基本的にこういったタブレットのペンってバッテリー駆動なので、10g以上になることが一般的。

例えば市場シェアを独占しているiPadのapplePencilは20gあるので、2倍以上軽いことになる。
これだけでもGalaxyのペンのすごさが実感できる。


ちなみにこのSペンは、正確にはわずかながらバッテリーを搭載しています。
しかしそれはペン入力の為ではなく、リモコン機能を使う為のバッテリーです。

このペンのサイドボタンが遠隔でも使えるようになっており、例えばカメラのシャッターを離れた場所からで操作出来たりする。

そのためだけのバッテリーなので、実際はほぼほぼ使うことはない。


ペン入力に関しては、液タブや板タブと同じく電磁誘導方式を採用しており、簡単に言うとタブレット側から微弱な電気を出していて、それをペンが認識して筆圧や座標を読み取っている。
なので充電が無くても問題なく使う事が出来ます。

電車の中でも案外使える

あと、試しに電車の中でも使えるのかやってみましたが、空いている電車なら問題なく使えました。
実際のこの記事のアイキャッチも電車内で作ってみた。

こういったタブレット用のブックカバーキーボードって不安定な場所だと使えないのかな?って思っていたけど、案外いけました。
全然倒れることなく、打鍵も問題ありません。なのでブログ更新とかもできる。


ただ絵を描くにはちょっとデカすぎるかもしれない。
テーブルとかがあればいけるけど、膝の上で描くにはちょっと描きにくい。

兼子
兼子

あとちょっと恥ずかしい

Galaxy Tab S8Ultraの気になった点

アシスタント
アシスタント

気になる所は一切ないの?

兼子
兼子

実はあります…

やはり実際に使ってみると若干気になるとこがあったので、併せて紹介します。

ペン先が微妙

まず一番気になったのがペン先。
ペン先は非常に細く尖っているので、見た目的はすごく良いんですが、一点気になったのが硬さ。

兼子
兼子

ちょっと柔らかい・・・

そのためちょっと力をいれるとグニョっとした感じがして、筆圧をかけにくいんですよね。

アシスタント
アシスタント

結構致命的じゃない・・・?

兼子
兼子

ペン先を変えることで改善されます

というのも、GalaxyはAndroidタブレットとしては市場シェア率が高いため、いろいろな種類のペン先をAmazonで買うことができます。
自分が買ったのは以下のペン先。

2本で約3,000円と、ちょっとバカみたいに高いんだけど、チタン性のため磨耗がかなり抑えられ、筆圧もしっかりかけられる。

正直不安ではあったけど、実際使ってみたらめちゃくちゃ描きやすかったのでおすすめ。

画面の反射がすごい

あとこれは別にGalaxyに限った話ではないんだけど、タブレットって基本グレア液晶だから絵を描くには不便。
明るいところでは反射がエグくて、描いていてストレスになる。

ただこれも、低反射のフィルムなどを買えば解決できます。
自分が買ったのは以下のフィルム。

低反射だけでなく、指紋防止やざらつきがあるため、絵を描きやすくなるのでおすすめです。

キーボードが重い&角の守りが甘い

最後が純正のキーボードカバーについて。

マグネットで着脱できるので、非常に取り回しがよく、キーボードの打鍵感も個人的に好きです。
ただやはり気になったのが重さ。
このタブレット、本体重量が約720gと、タブレットにしては非常に軽いのですが、なんとキーボードカバーが約640gあります。

兼子
兼子

本体と同じぐらいの重さです

そのため、これを装着すると、合計で約1.4kgとなり、普通のノートパソコンぐらいの重さになります。せめて1kgを切る重さであってほしかった。

また、基本的に背面にマグネットで貼り付けるだけなので、タブレットの四隅を守ってくれません。

せっかくクソ重たいカバーを着けているんだから、せめて四隅は守ってほしかったです。

イラストレーターには超おすすめのタブレット

実際使ってみて気になったところはあったけど、明らかに感動の方が大きかった。
何より描きやすさが素晴らしく、液タブ遜色ないレベルで外出先でも作業できるのが本当に最高。

また、家にいても机の上での作業に縛られることなく、ベッドで寝ながらとかでも作業できるので、大分快適になった。

もちろん完全にPCの変わりになるわけではありません。
例えばPC専用のソフトのLive2Dとかは使えないので、「PC要らず」とはならないけど、外でも気軽に絵を描いたりブログを書いたりってのが以前より大分やりやすくなりました。

あと、サイズの大きいイラストや、レイヤー数が多いイラストでもちゃんと作業できるか心配だったけど、今のところ全く問題ない。


タブレットとしてはかなり高い部類ですが、型落ちや中古なら比較的安く買えるので、気になってる人は是非検討してみてください。

Tab S8Ultra▼

Tab S10▼

それじゃ