自分は集中力がない。
昔から飽き性で、同じことを長時間やるのが苦手。
というわけで、作業に集中するためのアイテムとして、巷で話題?のTick timeという物を買ってみました
Tick Timeって何ぞ?って人の為に説明すると、簡単に言うとキッチンタイマー。
正六角中になっていて、それぞれに書いてある面を上にすることで、その時間のタイマーが起動する仕組み。
こんな感じで15の面を上にすると15分のタイマーがスタートする。
これの何がすごいんだ?って話だけど、メンタリストのDaiGoさんが紹介したことで結構話題になっていた。多分。
この動画の13分あたりからこのタイマーについて触れております。
このタイマーを使ってポモドーロテクニックを行うことで、物事に集中して取り組めるらしい。
ポモドーロテクニックとは簡単に言うと「25分作業&5分休憩」を繰り返す作業方法
そんなわけでこのタイマー買ってみたので、集中力がない自分がレビューしていく。
結論 高すぎる
さっそく結論を書くと、まじで高すぎる。冒頭では書かなかったけど、このタイマーの値段は6,000円弱。
多分誰しも「それだけの価値があるの?」って疑問に思うと思う。答えはない(個人的に)。
まぁ確かに6,000円払ったとしても、作業効率を上げられるなら全然良い!っていう考えもあると思う。実際DaiGoさんもそんな紹介をしていた。
ただこれとほぼ同じ機能がついたタイマーをダイソーで買う事が出来る。
100均なのに500円(電池別売り)なのでと少々遺憾に感じるかもしれないが、Tick Timeの10分の1の値段で買える。しかもこっちの方が多機能。
故に「Tick Timeは高すぎる」という結論に至りました(終)
Tick Timeのメリット
個人的にはアナログタイマーが良いのであればダイソーのタイマーで充分なんだけど、一応このタイマーの特徴を紹介していく。そこに6,000円の価値を見出せた人なら買う価値はあるはず。
転がすだけでセット
まず一番はセットが簡単という所。
このタイマーの魅力はまさにここ。
スマホや普通のキッチンタイマーでも時間を計ることは容易だけど、ポモドーロテクニックを行う場合毎回「25分セット→鳴る→5分セット→鳴る→25分セット・・・」という工程を踏むので結構めんどくさい。
このタイマーを使えばセットが転がすだけなので、かなり時短にはなる。
また、手間が少ないという事は、余計な誘惑も少ないという事になるので、集中が切れる事を防ぎやすい。
ただダイソーのタイマーなら最初に作業時間と休憩時間を入力することで転がす手間さえなくなる。
一度開始を押せば勝手に25分と5分が切り替わって時間を計ってくれる。(完敗)
デジタルで減っていくメモリでやる気が落ちにくい
ただ見た目はとても良い。このデザイン代が4,800円ぐらい掛かっているんじゃないかと思う。
6角形ってデザインも、液晶のデザインもかなりガジェットぽくてカッコいい。
また、タイマーと連動してメモリが減っていくので作業を可視化しやすい。
ただぶっちゃけ作業をしていてこのメモリを見る事はほぼない。
音量調節可能で電池交換も不要
あと一応音量調節もできるし、音を出したくない時は光だけの設定も可能。
外出先で使用する際も、光だけなら周りに迷惑をかける事もない。図書館などでも使える。
また充電式なので、電池交換も不要。
TypeCのUSBで充電できます。
一度の充電で10時間使用できるので、よほど作業しまくる人でなければ1日は持つ。
ダイソーのタイマーは電池式だし、光る機能はない。
このタイマーの良かったところはこんな感じ。
Tick Timeのデメリット
良い所だけ書くのも良くないので、6,000円もするのにガッカリしたデメリットも晒していく。
側面の時間の変更ができない
なんとなくよく使うであろう時間が側面に刻まれているのだけど、この時間は変更できない。
刻まれた時間は【3分・5分・10分・15分・25分・30分】。
一応液晶横のボタンを押すことでそれ以外の時間も計測できるんだけど、めちゃくちゃめんどくさい。
ボタンが2つしかないので、何回もボタンを押すか、押し続けてないといけない。時間も99分までしか設定できない。
倒さないと時間を計れないし、立てないと止められない
このタイマーは倒すことでタイマーがスタートし、上の画像のように立てると止まるんだけど、この設定も変えられない。
立てた状態で測る事は出来ないし、倒した状態で止める事もできない。
仮にちょっと肘が当たって転がってしまうと、上を向いた面の時間を計り始めてしまう。
汚れやすい
また、側面がアルミっぽい素材?なんだけど、結構皮脂がつきやすい。
毎回倒したり立てたりするので、ペタペタ触らなければいけないのに、触るとどんどん汚れていく。
ストップウォッチの使い道がわからない
このタイマーはストップウォッチ機能もある。
使い方は画像のように、底面を上にすることで自動的に開始される。しかし画像を見てもらうとわかるけど、底面に時間を表す液晶はない。
ひっくり返す事で時間は見れるけど、計測も止まる。
つまり時間を止めるまで時間が見られないストップウォッチ。
まぁポモドーロ・テクニックには必要のない機能だから、おまけ程度につけたのだと思うけど、本当におまけ程度。
音が大きい
上でも書いたように、一応音量の設定もできるのだけど、最低音量でも結構大きい。
※結構でかい音が出ます
最大音量に至っては大きすぎて警報と感じて焦るレベル。
つまりちょっとうるさい~警報レベルでしか音量の変更ができない(個人的な感想です)
もう少し小ささのバリエーションが欲しかった。
便利は便利だけど6,000円は高すぎる
というわけでTick Timeを買ってみたわけだけど、高いわりに機能が少ない。唯一見た目だけはかなり良い。
2,000円ぐらいなら良いと思えるレベル。
ただ時間を計りたいだけならダイソーのタイマーで充分。
あと個人的にはアプリのFocus To Doってのがかなりおすすめ。
無料でも使えるし、有料版でも1,480円。TickTimeより断然安い。
ポモドーロテクニック用のタイマー機能だけじゃなく、記録も取れる。
もちろん時間も任意で好きなように変えられるし、スマホやPC、タブレットでも使える(同期も可)
なのでスマホとか一切使いたくない人はダイソーのタイマー、しっかり記録とか取りたい人はFocus To Doがおすすめ。
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Tick TimeよりスマホアプリのFocus To-Doの方がおすすめな件【ポモドーロテクニック】
先日Focus To-Doというアプリを入れたんだけど、これがマジで超便利。そもそも「Focus To-Do」って何?って話だけど、簡単に言うとポモドーロテクニックを行う際に便利なタイマーアプリ。通常 ...
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それじゃ