先日液晶モニターを買い換えました。
KOORUIの27インチモニター。
Amazonで5,000円 オフのクーポンが配布されており、約25,000円で買いました。
安くて高色域のIPS液晶かつ画質のモニターを探していたところコイツにいきついた。
そして失敗した。
というわけでレビューしていこうと思います。
色が潰れる
もう最初に言っちゃうと、買わない方が良い。
まさに安物買いの銭失い。この言葉は自分の為に作られた言葉なんじゃないかとつくづく思う事がある。
一応理由を解説すると、とにかく一番の理由は色がつぶれる。
つぶれるって表現があってるのかわからないけど、例えばカラーサークルを見てみるとKOORUIのモニターの方は変な線が入っているのがわかると思う。
液タブの方は滑らか。写真で撮ってるので分かりづらいかもだけど、実際見るとかなり悲惨。
また、動画なんかはより顕著に色がつぶれる。
これもスマホで撮った物なので、かなり分かり辛いと思うけ、実際に見ると鮮明さが失われている。
波の部分等、KOORUIのモニターだと大分潰れてしまっている。
わかりづらいな・・・
本当画面直撮りだとうまく伝わらないのがもどかしいんだけど、とにかく酷い。
また、映画鑑賞の際などは、KOORUIのモニターだと俳優の髪の毛などが潰れてしまっていて、本当に汚いべた塗りみたいな感じになる。
27インチの画面で映画を見る事をちょっと楽しみにしていただけに、本当にげんなりした。
というわけで、買わない方が良い。
27N4Qのスペック
今回買ったモニターのスペックはこんな感じになっております。
名称 | 27N4Q |
解像度 | 2560×1440 |
アスペクト比 | 16:9 |
サイズ | 61 x 52 x 20 cm; 8.3 kg |
色域 | 100%sRGB、95%DCI-P,72%NTSC |
コントラスト比 | 20000000:1 |
接続端子 | HDMIx1, DPx1, Type-c(65W)x1, オーディオラインアウトx1 |
付属品 | 電源ケーブル, HDMIケーブル |
値段(2024年3月時点のAmazon価格) | 29,999円 |
スペック上は一人前。スペックだけではわからないものだと実感した。
KOORUIとは
そもそもそのブランド大丈夫なの?って話だけど、一応中国ではメジャーなHKCってメーカーが出しているブランドらしい。
なので別にぽっと出の怪しいブランドってわけではない。
しかし日本ではまだまだマイナー。
なので評価の信頼性はない。
サクラチェッカーでもしっかりサクラ度99%。満開である。綺麗
sRGB100%+QHD画質で3万円以下は安い
正直スペックだけ見るとかなりコスパは良い。
sRGB100%だし、27インチQHDの画質ってのも魅力的。
実際使ってみても【27インチでQHD】ってのはかなり良かった。
今こうしてブログを書いている際も、かなり情報量を多く表示できるし、分割しても余裕がある。
動画や写真を見ないのであれば良いのかもしれない。
27インチのQHD画質がすごく良いってのがわかったのは一番の収穫。
正しい色味!でもない
一応色域に関してはsRGB100%となっているが、実際調整なしだと液タブやスマホと比べて結構色が違う。
なので手動で調整が必要になる。
ただこれがなかなか難しい。まぁこれに関してはKOORUIがってわけじゃなくて、自分の色彩感覚が乏しいからであると思われる。
というかいくら合わせても色潰れがあるせいで結局あまり意味はない。
ライト点灯が超うざい
あと本当に地味なところだと、ライトがうざい
PCを付けているときはこうやってライトが常についている状態。このライトの光が無駄に強い。虫が寄ってきそう。
更にうざいのがPCの電源を切ると、ライトがチカチカと点滅するようになる。
うちはワンルームなので、PCと寝床は一緒の部屋。つまりPCの電源を落とし、部屋の電気を消すと、部屋全体がチカチカと光りだすのだ。
本当ご勘弁。
なぜこんな仕様にしたの開発陣に問いただしたい。
とりあえずしばらくは使う
そんなわけで、KOORUIのモニターを買ってみたわけだけど、正直大失敗だった。
ここ最近で一番失敗した感がある。2度とこのブランドのモニターは買わない。
まぁでも使えないことはないし、そんなすぐ買い替える余裕もないのでしばらくは使う予定。
ちなみにライトの部分にはマスキングテープを3重に貼る事で解決できた。
光を抑えられてかなり満足したんだけど、同時になんでこんなことしなくちゃいけないの?っていう虚無感が押し寄せてきた。
それじゃ。