こんにちは。兼子です
2021年に仕事を辞めて、自称フリーランスのイラストレーターとして活動し始めたわけですが、最初の年は稼ぎもほぼないし、やり方もわからないので白色申告をしました。
がしかし!フリーランスは青色申告をした方が何かとお得になるらしいので、昨年開業届を出して、今年初めて青色申告に挑戦しました。
開業届を出した時の話はこちら▼
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イラストレーターとして開業届を出して、青色申告承認申請書を出した話
こんにちは。兼子です。 先日、ようやっと重い腰を上げて開業届を出してきました。 開業届を出すことで、青色申告できるようになり、税制面でそれなりに優遇されるようになります。 ...
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正直青色申告ってめちゃくちゃめんどくさそう・・・って感じていましたが、思いのほかあっさりできた。
また、初めて国税電子申告・納税システムのe-taxを使ったので家から一歩も出ることなく終わらせられた。
というわけで今日は実は青色申告が全然めんどくさくなかった。っていう事について書いていこうと思います。
初めて青色申告をする人や、今年から開業届だそうか迷っている人は、是非参考にしてみてください。
青色申告はめちゃくちゃめんどくさいし難しい?
と疑問に思う人は多いと思う。
実際難しいしめんどくさいし、多分「何にも頼らずやれ!」って言われたら自分は無理だった。
がしかし!
時代は2023年。
青色申告をめちゃくちゃ楽にやってくれるソフトがある。
弥生に登録すればOK
結論から言うとやよいの青色申告オンラインを使えばめちゃくちゃ楽。
青色申告用のソフトって他にもあるので、別にどれでも良いのかと思うけど、自分は一番安上がりだった弥生を使った。
1年間無料で使えるし、その後は年間8,800円。なので月額733円ぐらい。
多少の金はかかるけど、まじで青色申告がめちゃくちゃ楽になる。
以前まで国税庁のHPの確定申告書作成コーナーを使って白色申告をしていたけど、めちゃくちゃ使いづらくて、白色なのに血管が切れそうなほど目が血走った思い出がある。
弥生を使えば、白色よりはるかにめんどくさいとされる青色申告があくびが出る程簡単になるので、本気でおすすめ。
ちなみに色々なプランがあるけど、わからない事は調べればわかるので、自分は一番安いプランでも充分だった。
青色申告を簡単に終わらせるには数か月に1度の取引入力は必要
ただめちゃくちゃ楽に終わらせられたのは、数か月に1回程度の領収書の処理をしていたから。
1年分まとめてやろうと思うとかなりしんどいので、こまめにやった方が良い。
やる事はいたってシンプルで、経費になる出費や、売り上げを登録していくだけ。
こんな感じでいつなんの取引をどんな手段で行ったかを登録すればOK。
科目等がわからない時は右上の取引例を探すってとこから探せばわかる場合が多い。
それでもわからない時はググるなり、Yahoo!知恵袋なりで質問すれば大抵はすぐ解決する。
めちゃくちゃ取引が多い人でなければ、2ヶ月分ぐらいの取引なら10~20分ぐらいで終わると思う。
1年分まとめてやろうと思うとめんどくさいけど、日々やっていけば全然そんなことはない。
弥生の青色申告ではこの取引入力がメインと言っても過言ではなく、これが終わればほぼ90%は終了ぐらいのイメージ。
あとは確定申告が始まったら、確定申告ってページから順に申告書を作成していけばOK。
とはいえ取引入力が終わっていれば何もめんどくさい事も難しい事もない。
決算書などは取引を元に弥生が作ってくれるので、個人情報の入力や、家賃の事業割合などを決めていくだけ。
自分の場合1時間程度で終えられた。
最後にe-taxで申告書をデータで送信したら終わり。
税務署に出向く事もなく、全て家で終了した。
もはや確定申告にビビる事はない。
むしろ「さっさと来やがれ!」的なメンタルになる。
別途必要な機材
弥生で青色申告は簡単に出来るんだけど、PC以外に別途必要な機材もあるので紹介しておく。
1 プリンター
青色申告の仕訳帳と総勘定元帳は紙での保存が義務なので、これらは印刷が必要になる。
なのでプリンターは必須。
別にコンビニで印刷でも良いんだけど、量がそこそこ多いので、プリンターはあった方が良い。
個人的におすすめのプリンターはキャノンのギガタンク搭載のプリンター
白黒印刷0.4円、カラー印刷1円という驚異のコスパを誇っている。
品質も悪くなく、気軽に印刷しまくれるのでおすすめ。
今回の32枚含め、半年間で多分100枚近く書類とかイラストを印刷したけど、まじでビックリするくらいインクが減らない。
未だにタプタプ。
2 カードリーダーor読取対応スマホ
e-taxで申告する際、マイナンバーカードを読み取る必要があるので、対応したスマートフォンが必要になる。
対応しているかどうかはマイナポータルのサイトから確認できる。
もし対応しているスマホがない場合は別途カードリーダーが必要になる。
開業届はFreeで無料で作れる
ちなみにこれから開業届をだしたいけど、開業届の作り方がわからない...って人もいると思う。
そんな人は同じく会計ソフトで有名なFreeがおすすめ。
開業届や、青色申告承認申請書といったいかにもめんどくさそうな書類を無料でサクッと作る事が出来る。
カード読み取り機か、対応のスマホがあればそのままデータで送信できる。
開業届もめちゃくちゃ簡単に作る事が出来る。
ちなみにFreeでも弥生と同様に青色申告に必要な書類を作る事が出来るんだけど、若干高いので自分は辞めた。
弥生の733円より約250円ほど高い。
最悪3月からでも間に合うと思う
という感じで、初心者でもびっくりするくらい簡単に青色申告が出来た。
多分20年前だったらこうはいかない。
自分でちまちまと仕分けを記録し、手作業で申告書を作るか、税理士に頼むしかなかった。と思う。
しかし2023年はもはや個人で簡単に青色申告が出来てしまう時代になった。
取引入力がどれほど必要かは人によって違うから何とも言えないけど、頑張れば3月からやっても間に合うと思う。
というか確定申告はやらないと本当に悲惨な事になる。
まだやってない人も、とにかく出し忘れにだけは注意しましょう。
2023年3月追記 確定申告が間違えていた
確定申告終わった!とか有頂天になって記事を書いたけど、実は間違えていました。
帳簿のつけ方とかを根本的に間違えていたのだ。
その結果、還付金に誤差があり、差額を納税することになった。
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【訂正申告】確定申告の間違いで還付金に差額が出た時の対処法
こんにちは。兼子です。 例和四年分の確定申告を早めに提出し、有頂天になっていたのだけど、実際は盛大に間違えていた。 有頂天になって書いた記事▼ タイトルがもうフラグ。 &n ...
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ちなみにミスに気づけた原因は、本を読んだから。
弥生で青色申告をしようと思う人は、下記の本を一応見ておいた方が良い。
また、確定申告って何?って人は、下記の本が読みやすく書かれているのでおすすめ。
それじゃ