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イラスト

リアルな食べ物イラストを描くコツ!【飯テロの描き方】

4月 4, 2021

こんにちは。兼子です。

 

 

今日はですね、食べ物をリアルに描くコツ!的な話をしていこうと思います。

一応YouTubeでも話してますので、よかったらご視聴ください。

 

ただ、

 

兼子
ブログの方がより詳しく書いていくので、ブログも見てね

 

まぁ食べ物をリアルに描くコツ!と偉そうに言ってもまだまだ僕も修行中であります。

ただ去年から大分食べ物イラストを描いてきたので、その中で気づいたことも結構ありますので、その辺を話していこうと思います。

 

僕が描いている絵が気になる方はこちらをご覧ください。

ギャラリー

食べ物をリアルに描きたい!なんかうまく描けない!って方は是非見ていってください。

食べ物にリアルさを感じるポイントは美味しそうに見えるか

 

はい、いきなり最大のポイントを言うと、食べ物の絵でリアリティーを求めるなら美味しそうに見えるか?ってのが最大のポイントです。

 

例えばこのほっけのイラスト。ほっけって結構骨が浮き出てて、参考写真を見るとかなりの数の骨が見えます。

リアルに描こう!と思うとついこの骨の数を数えて丁寧に描いていこう。って思いがちになっちゃいませんか?

もちろんそれが悪いってわけじゃないですが、美味しそうに見えるポイントってそこじゃないんですよね。

 

例えばほっけだったら、皿一杯になる大きな魚で、身がふっくらしていて、適度に焦げ目がついてて、脇に大根おろしなんかがあるとたまらない!みたいなとこじゃないですか(主観ですが)

 

そこらへんを一番に表現すべきであって、骨の数なんてぶっちゃけどうでもいいんですよね。

まぁ人間の開きだった肋骨の数とか重要になってくると思いますが、ほっけの骨の数なんて知ってる人も少ないし、知っててもいちいち数える人ってまずいませんよね。

 

それよりもパッと見て食欲をそそられたらそれはもうリアルなんですよね。

色味で美味しさを表現する

そして次に大事なのは色。だと思っております。

 

正直白黒の食べ物の絵って食欲をそそられないと思うんですよね。写真でもそうですが。

 

つまり食べ物において色ってめっちゃ大事なんですよね。

そこで大事になってくるのが、参考写真そのまま描けば良い色になるわけではない。ってことです。

まぁもちろんなる場合もありますが、写真って意外と撮影環境によってくすんだ印象になったり彩度の低い写真になってたりするんですよね。

 

正直それをそのまま描いてもぱっとしません。

なので塗りのレイヤーの色相や彩度は積極的にいじって美味そう!って思える色を探しましょう。

 

正直食べ物イラスト描くうえでの正解は「美味しそうに見える」という事だと思います。

実際とちょっと違うとか、そこに焦げ目はないとかじゃなく、さっきより美味しそうになったのなら、今やったことは正しい事だったと思うように僕はしています。

 

美少女イラストは可愛いが正義なように、食べ物イラストは美味しそうが正義なのです。

ぼかしすぎない

これたまに見かけるのですが、絵全体がちょっとぼけた印象になっている

人物画で申し訳ないのですが、こういう絵です。かなりボケボケですよね。

 

兼子
もちろん大分前に僕が描いた絵です(恥)

エアブラシを多用したり、ぼかしツールですぐぼかしちゃったりすると上のような絵になってしまうのですが、基本的にあんまりよくないですよね。

 

それよりも筆圧や不透明度で良い感じに仕上げて、適度にぼかしツールを使うぐらいが良いですよね。

 

あと普通のぼかしブラシってなんか本当にピンボケした感じになるので、僕はCLIPSTUDIOの繊維滲みなじませというブラシをよく使っています。

このブラシはぼかすっていうかなじませる感じで適度に筆の質感も出て気に入っております。

オーバーレイを使う

最後に小技?というか僕が多用しているちょっと美味しそうに見えるようになる技をご紹介します。

それは暖色系の色で塗りつぶし、それをオーバーレイモードにして不透明度を10~30%にするっていう技です。

そうすると全体的に色味が鮮やかになり、暖色系が増して美味しそうになります。

微妙な差ですが、上のような感じ。

 

なんか違うなぁと思ったら色相や彩度を調整したり、不透明度をいじって調整すると、どこかで良い感じになると思います。

まとめ 美味しそうに見えなければリアルではない

というわけでまとめると、美味しそうに見えなければリアルもクソもない。という事です。

逆に美味しそうに見える事が食べ物イラストのリアルさだと思います。

 

ただリアルに描こう!と思ってほっけの骨の数を数えても、美味しそうにはならないんですよね。逆に細かいところを見すぎると、そこが浮いてしまって違和感のある絵に仕上がってしまう事もあります。

 

美味しそうに見える絵にするために、ここはこだわる必要があるか?っていう所を考えながら描くと美味しそうでリアリティーのある絵に仕上がると思います。

 

参考になったら幸いです。それじゃ

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