当ブログはアフィリエイト広告による収益を得ています

イラスト

デジタルだとイラストがうまく描けない時の原因と対策

8月 4, 2023

こんにちは。兼子です。

 

アシスタント
デジタルだとなんか絵がうまく描けない…

という悩みがある人、結構多いんじゃないかと思う。

 

アナログだと良い感じだけど、何故かデジタルだと下手になっちゃうのには理由があったりします。

特にデジタル初心者の方はやってしまいがちかもしれませんので、是非参考にしてみてください。

 

なんかデジタルだと上手くいかないんだよなぁ~って人はとりあえずこれから書くことを一度試してみると、良くなるかも!

 

 

※ただこの記事で書くことが絶対正しいわけではありません。人によってはまったく違う!って場合もあるので、その辺はご了承ください

 

自分が普段描いている絵はこちらから見れます▼

ポートフォリオ

デジタルだと絵がうまく描けない原因

さっそく結論を書くと

・画面を拡大しすぎている

・ブラシが固い

・ブラシのサイズが小さい

という感じ。

画面を拡大しすぎている

まず画面を拡大しすぎている。って事だけど、最初から画面を拡大すると全体像が掴めないのでバランスが崩れやすい。

結構デジタルっていくらでも拡大出来ちゃうので、ついつい細部に拘りたくなってしまったりもするんですよね。

 

兼子
自分も最初のころはとにかく拡大しまくっていた

 

拡大して細部を描きこんでいると、夢中になれるし、楽しいんですよね。

 

でも結構気づいたら比率がおかしいことになっていたり、一部分だけ不自然に描きこまれている。みたいな状態になってしまったりするので、注意が必要です。

 

ただ別に拡大することが悪いことじゃないし、細部を描きこむ際に拡大は必要になってくると思う。

大事なのは適宜全体を見るって事。

 

なので、できるなら新規ウィンドウや、サブビューみたいな機能を使って、常に全体像を把握しながら描いたほうが良い。

アシスタント
でもタブレットで描いていると、画面が小さいからそれは難しい…

 

って人は、とにかく拡大して描いたらいったん引く、という癖をつけるといいかと。

 

最初はめんどくさいかもですが、慣れれば拡大する頻度は自然と減ってくると思う。

ブラシが固い

また、いきなり固いブラシで描くのもNG。

NGというかめちゃくちゃ難しいのであまりおすすめではない。

 

線がガタガタになってしまい、ブレブレになってしまったりする。

 

 

なのでまずはやわらかいブラシを使って、ラフを描いて、その後なぞるだけで描ける程度まで下書きしてから、硬いブラシで線画を描くと綺麗に描きやすいと思う。

柔らかいブラシで描いたラフ

 

案外アナログでは全然できていたことが、デジタルだとすごく難しかったりするんですよね。

 

ちなみにブラシが固いっていうのは、ブラシサイズや不透明度が一定だったり、筆圧で幅があまり効かないもの。

例えばサインペンとか、Gペンみたいなブラシ。

 

逆に柔らかいのは不透明度やサイズが筆圧で変わりやすいもの。

デッサン鉛筆とか、水彩系のブラシとか。

 

個人的にはアイビスペイントではデフォルトのHB鉛筆、CLIPSTUDIOでは魔王様が作った、魔王ブラシを使ってラフを描く事が多い。

ブラシサイズが小さい

最後のこれ、結構やってしまいがちだと思うんですが、最初からサイズの小さいブラシで描く事。

これも絶対NGってわけじゃないんだけど、基本的にラフ等の最初の段階では大きいサイズのブラシで描いたほうが良いと思う。

 

それを徐々に小さくしていく感じ。

サイズに関してはキャンバスの大きさによって変わってしまうのと、好みの差もあるので何とも言えませんが、自分の場合こんな感じ

一番最初は右側ぐらいの割と大きいサイズでザクザク描いて行く。

 

アシスタント
なんで最初はブラシが大きいほうが良いの?
大きいと細かく描けないから
兼子

 

サイズが大きいと細かく描けないですよね。なので必然的に細部にこだわらなくなり、全体を見ながら描く事ができるんですよね。

また、よほど玄人でもない限り、細いペンでいきなり正確に形をとるのは難しい。

 

なのでまずは多きブラシでザックリ形をとる。

その後、少しサイズを細くして、しっかり形をとっていく。ってイメージ。

 

兼子
粘土工作をイメージするといいかもしれない。

最初から目とか鼻とか細部を作るっていうより、まずはザックリ全体のバランをとるイメージですよね。

 

絵も最初はザックリ形をとって、徐々に形を削っていくと良い感じになりやすい。と思う。

デジタルで絵を描く際の注意点まとめ

というわけで、デジタルでうまく描けない時の対策をまとめると

・画面は拡大しすぎない。拡大するときも適宜縮小して全体を見る。

・まずは柔らかいブラシを使う

・その際にブラシサイズは大きくして、徐々に形を整えていくイメージ

という感じ。

 

特に結構小さい画面サイズの液タブとかタブレットで絵を描くと、めっちゃ拡大して細くて固いペンで描いちゃうって人いると思います。

そのまま夢中になって、気づいたら絵のバランスがめっちゃ崩れていた!なんて事にならない為にも、上記のことに注意して描いてみるといいかもしれません。

 

ただこれはあくまでラフとか下書きの段階の話なので、ペン入れや色塗り、仕上げの時は別。

硬いブラシも使うし、ブラシサイズを小さくしてもOK。拘る所はしっかり拡大します。

 

デジタルだとなんか上手く描けないなぁ~って人は一度参考にしてみてください。

 

それじゃ

【Artist22セカンドレビュー】値段の割に大きいし使いやすい高コスパ液タブ

先日、人生で一番でかい液タブを買いました。XPPenのArtist22セカンドという液タブです。 名前の通り、22インチという液タブとしてはなかなかに大画面の部類に入ります。それでいてお値段は5万円台 ...

続きを見る

-イラスト