こんにちは。兼子です。
今日はですね、HUIONさんのKamvas12 豪華版についてレビューしていこうと思います!!
今回もHUIONさんより商品のご提供を頂きました。
前回Kamvas Pro13を提供していただいてのですが、今回の商品はペンの性能が飛躍的に上がっているとの事。
前回のペンではペン先の沈み込みが若干気になったので、その辺がどのぐらい改善されているのか?についてもしっかりと書いていこうと思います。
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【HUION Kamvas Pro13 レビュー】3万円以下の安くて高スペック液タブのご紹介!!実際の使い心地や良い点悪い点等
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またね、
と思っている人も多いと思いますので、豪華版と通常版の違いや、豪華版はどんな人が買ったらいいか?についても書いていこうと思います。
これから液タブを買いたい人や、買い替えたいと思っている方は是非参考にしてみてください。
Kamvas12のスペック
まずはスペックからご紹介します。
サイズ | 11.6インチ |
解像度 | 1920×1080(フルHD) |
色域 | sRGB120% |
ペン性能 | 8192レベルの筆圧検知 60°の傾き検知 充電不要 2つのショートカットボタン |
液晶 | IPS液晶+アンチグレアフィルム、フルラミネーションディスプレイ |
ショートカットキー | 8つ |
反応率 | 220PPS |
視野角 | 垂直178° 水平178° |
接続端子 | 3in1ケーブル USBtypeC→HDMI or USBtypeC→USBtypeC |
重量 | 本体788g ケーブル込み892g(実測値) |
電源 | 不要(PCから供給可能) |
スペックはこんな感じになっております。
Kamvas12の特徴
正直スペックだけ見ると、この商品の魅力はわからないと思います。
がしかし!実は大きな特徴が3つあります。
特徴① Androidスマホに接続できる
まずはこの商品、なんとスマホに接続できます。
板タブで接続できる商品は多いけど、液タブとスマホを接続できるってのはあまりないと思います。
今パソコンを持っていない人でもスマホがあれば接続できるってわけです。
ただし!
接続できるスマホは限られております。
Amazonに記載されていた対応スマホは以下の通りです。
Huawei
P20/P20 Pro/P20 RS/P30/P30 Pro/P40/P40 Pro/P40 Pro Plus/Mate 10/Mate10 Pro
/Mate 20/Mate20 Pro/Mate20 X
Mate 30/Mate30 Pro
Samsung
Galaxy Note 8/9/10/10+/10+5G
Galaxy S8/S8+/ S9/S9+/S10/S10+/S10e
Galaxy S20/S20+/S20 Ultra/Galaxy Fold/Galaxy A90 5G/Galaxy Tab S4/Galaxy Tab S5e/Galaxy Tab S6
ちなみに自分はHuaweiのP30 lightを使っているのですが、使えませんでした。
P30やP30Proが使えるので大丈夫かと思っていましたが、無理だったので、スマホ接続を考えている人は気を付けてください。
また、理由は後述しますが、スマホ接続を考える人は豪華版を選ぶことをおすすめします。
特徴② ペン性能が飛躍的に向上
次にペン性能の向上。
Pentouch3.0を搭載したことによりペン性能が飛躍的に向上しました。
と怪しむ人も多いでしょう。実際僕もどこまでよくなったんだ?って感じでした。
が・・・
やはり大きく変わったのはペンの沈み込みがほぼなくなりました。
実際以前のモデルのペンを使用したことがあるのですが、確かに沈み込みがちょっと気になりました。
また、レビューを見ても以前のモデルは沈み込みが大きいことが結構書かれていました。
がしかし
今回のペン、はっきり言って軽減どころかほぼほぼなくなりました。
もちろん0ではないんだろうけど、個人的には強めに押し込もうとしても全然沈み込んだ感じがしません。
沈み込みがなくなっただけでかなり描き味が変わったと言えます。
特徴③ 完全に板タブとして使える
板タブとして使える!って実はこの機種に限ったことではなく、他の製品でもほとんどの液タブは板タブのようにして使うことができるんですよね。
がしかし!!この商品は完全です。
って感じですが
なんと画面を消して完全に板タブ化する事ができます。
板タブとして使う場合は画面を消して使えるのでHDMI接続の必要がないし、余計な電源も取られません。
まさに板タブと同様の使い勝手になるわけです。
↑実際にやってみたけど、本当完全に板タブです。
また、板タブとして使う場合にも、この12インチはでかすぎず小さすぎず、絶妙な大きさだと思います。
液タブと板タブに迷っている人にもお勧めできる商品です。
※画面をつけた状態で板タブのように使うこともできます。
Kamvas12 豪華版開封レビュー
というわけで、開封レビューをしていきます。
外装
まずは外装。
段ボールの中に本体が入っております。
12インチなのでかなりコンパクトです。(比較のために一応マウス置いてみました)
裏面には内容物とか接続方法などがしっかりと日本語で記載されております。
内容物
中を開けると
液タブ本体。
この下に付属品、左側の箱にケーブルなどが入っております。
中身を取り出してみるとこんな感じ!さすが豪華版とだけあって、色々入っております。
気になるETCの中身はこんな感じ
グローブや付箋紙、ステッカー等が入っております。全体的に赤く、なんかめでたい。
豪華版と通常版の内容物の違い
ちなみに豪華版は何が豪華になっているの?って話ですが、
これを見ればすぐわかります。
主な違いは下記のものが通常版には入っておりません
・スタンド
・USB typeC to typeCケーブル
・USB typeA to typeCケーブル
・電源アダプター
・付箋
・ステッカー
ちなみに通常版に電源アダプターが入ってないけど大丈夫なの?って思うかもしれないけど、この商品はPCから電源を供給できるので基本的に必要ないです。
※PCの電源が弱い場合は電源アダプターがあった方が安定するので、豪華版の方が良いと思う
豪華版はどんな人におすすめ!?
ちなみに豪華版と通常版、どっちを買えばいいかわからないって人は、スマホに接続したいかどうか!?っていうのを軸に決めてもらうと良いかと思います。
内容物を見てもらうとわかりますが、スマホに接続する為のUSB typeC to typeCケーブルが通常版には入っておりません。
また、スマホに接続する場合、電源アダプターも併用しないと恐ろしく電池を食われるので、電源アダプターも必要になります。
なのでスマホでも使いたい方等は、是非豪華版をおすすめします。
接続方法
kamvas12の接続方法は2つあります。
一つは3in1ケーブルを使う方法で、もう一つはUSB typeC to typeCケーブルを使う方法です。
※USB typeC to typeCケーブルは豪華版にしか同封それておりませんので、通常版を買った場合は3in1ケーブルでの接続になります。
USB typeC to typeCケーブルでつなぐ場合は、液タブとPCそれぞれに差し込むだけです。
ただデスクトップPCや古いノートPCだとUSBtypeCってついてない事が多いので、以下の3in1ケーブルを使った方法で接続することになると思います。
ちなみに説明にはUSBケーブルを2本差し込んでいますが、赤いUSBは繋がなくても一応使えます。
ただ、繋いだ方が電源の供給が安定するのでできればつないだ方が良いかと思います。
黒い方は必ず差し込んでください。
Kamvas12のペンが反応しない時
ちなみにもしペンが反応しない場合、USBの接続が間違っている場合があります。
仮に赤いほうだけ接続するとモニターは映るのにペンが全く反応しない。って状態になります。
また、ドライバーを正しくインストールしないと上手く使えません。
インストールしていない方は下記よりインストールしましょう。
※すでに他社のドライバーがすでに入っている場合も上手く使えない場合があるので、アンインストールしましょう。
その後一度PCを再起動すれば正しくHUIONのドライバーが認識されるようになります。
Kamvas12実機レビュー
というわけで実際に使ってみました。
上の方ですでに書きましたが、とにかく以前のペンと比べて描き味がよくなっております。
また、最初から貼ってあるアンチグレアフィルムが良い感じなザラツキをもっており、かなり紙に描いている感じに近いです。
色々なメーカーの液タブを使ってきましたが、デフォルトのフィルムでは一番ザラツキが良い感じです。
ペーパーライクフィルム程ザラツキはありませんが、その分ペン先のすり減りもほぼなく、お世辞抜きでかなり良い感じの質感です。
それに加えて視差もほぼありません。
狙った所にちゃんと描画できます。12インチという小さいサイズってのもあって、画面の端っこの方でも視差はほぼありません。
追随性もご覧の通り、全く問題ないです。
という感じで、液タブとしての性能は抜群に良いし、何より前モデルと比べても明らかに描き味が向上していました。
Kamvas12で描いてみたイラスト
ペンの沈み込みに関しては好き嫌いあると思いますが、個人的にはなくなったことでかなり描きやすくなった。
視差もなく、追随性も良いので、描き心地はかなり良いです。
Kamvas12を使ってみて気になったところ(デメリット)
Kamvas12はめちゃくちゃ良い液タブ!なんですが、大きさについてはやっぱり液タブとしてはちょっと小さいと感じる人も多いと思います。
全然描けないとか小さすぎるって程ではないけど、かなりコンパクトに感じる。
A4の紙と比べるとこんな感じ。
ただそれ故、持ち運びに便利な点や、デスク環境があまり広くない人などにはおすすめできます。
また板タブとして使う際も、かなりちょうどいいサイズ感なんじゃないかと思います。
ただ本格的に絵を描きたい人は16インチ以上にすると良いかなと思います。
重量は余裕で1キロを切ります。
コード込みでも900グラム以下
頻繁に持ち運ぶ人にとっては嬉しいコンパクトさだと思います。
まとめ 描き味がかなり良くなっている
というわけでHUION Kamvas12 豪華版の実機レビューでした。
とにかくね、以前のものより確実に描きやすくなっています。
別に以前のが悪かったとかは思ってなかったけど、今回の改良されたペンを使ってみると、正直以前のものを使うと違和感を感じてしまうほど。
なのでね、今液タブを新たに買う方も、買い替えを検討している方にもおすすめです。
12インチ豪華版▼
12インチ通常版▼
16インチ▼
22インチ▼
YouTubeでも動画出したので、よかったらご覧下さいませ!
それじゃ
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