こんにちは。兼子です。
描きたいポーズがあるのに、うまく描けない・・・
そんな悩みを持つ絵描きは多いのではないでしょうか。
自分は以前YouTube漫画を描く仕事をやった経験があるのですが、普段絶対に描かないようなポーズにすこぶる苦戦しました。
今の時代画像検索で探せばいろいろなポーズを参照することはできるのですが、同じポーズはあってもアングルが違ったりして、うまいこと資料が見つからないこともあります。
そんな時に活躍するのがデッサン人形です。
でも、デッサン人形って可動域狭くて自然なポーズにならなくない?
と、思うかもしれないけど、実はデッサン人形の中には超高可動域のデッサン人形があります。
今回はそんな超動くデッサン人形、【Stickybones】をレビュー用に提供してもらったので、実際に使ってみた感想などを書いていこうと思います。

もちろん良かった点だけでなく、気になった点なども書いていいと言われているので、デメリットなども含めて書いていこうと思います。
あと最初に一番気になる値段を言っておくと、24,000円です。
正直高く感じる方もいると思います。
なので本当にその価値があるかどうか、ぜひ記事を見て判断してみてください。

Stickybonesはデッサン人形に使える?
結論からいうと、Stickybonesはデッサン人形としてめちゃくちゃ良いです。
というのも、本当にめちゃくちゃ動く。

体育座りはもちろん

I字バランスなども行ける。
実際にこれを参考に描いた絵▼
I字バランス pic.twitter.com/DoUcXJCVwf
— 兼子良@kaneko_ryo (@otimusya_24) June 1, 2026
複雑なポーズでも、実際に目で見れるので、かなり参考になります。
Stickybonesの可動域
色々試した結果、かなり自由にポーズを取らせる事が出来ました。

大抵のポーズは思い通りにとらせる事が出来ます。
「こんなポーズも再現できちゃう」というキャッチコピーは伊達じゃありませんでした。
なんでこんな複雑なポーズがとれるのかというと、関節部分が全て球体のジョイントになっているから。

円形なのでぐるぐる回るから、複雑なポーズがとれるというわけ。
また、肘やひざの関節なんかは、外側には曲がらないようになってます。

この作り込みのおかげで、色々なポーズを取らせる事が出来る一方で、人間に不可能な不自然なポーズにはなりにくくなっている。
Stickybonesでは出来ないポーズ
上で書いたように、Stickybonesは大抵のポーズを取らせる事が出来ます。
ただし、腕組みのような複雑な手の絡みは再現しきれませんでした。

ある程度はそれっぽくなるけど、完全に再現するのは多分無理。
具体的に良かった点【メリット】
可動域に関しては評判通りめちゃくちゃよかったのですが、他にも使ってみて感じた点を紹介します。
まず良かった点は以下の通りです。
Stickybonesの良かった点
- でかい
- 想像力がつく
- 磁石のギミックが便利
- 指も動く
- ディテールが細かい
でかい
まず何よりでかい。自分が想像していた1.5倍はでかかった。

実測値でだいたい20㎝。割とまじで迫力がある。
自分は2022年に東亜重工の高可動フィギュアを買ったんですが、比べてみるとこんな感じ。

世界一身長が高い人と一般人ぐらいの差があります。
勝手に同じくらいの大きさだと思っていたけど、全然違いました。
ちなみに東亜重工のフィギュアは当時確か1万円ほどで買いました。
Stickybonesの方が値段は高いんだけど、この大きさで高可動な事を考えると個人的には納得。
想像力がつく
あとこれは伝えるのが難しいのですが、実際に目で見ると奥行きや重力の想像がしやすくなるんですよね。
それの何が良いの?
例えば「このポーズにスカートをはかせたら、どんな形状になる?」ってのがわかりやすい
結構イラストを描いていると、素体は描けたけど、服をうまく着せる事が出来ないって事があると思う。
自分自身めちゃくちゃ多い。
でも実物の素体を観察していると、それが非常にイメージしやすくなる。

このイラストも、スカートが重力でどう落ちて、後ろ側へ回り込んだスカートがどう見えるのかがすごく分かりやすくて、いつもより服の重力感が良く描けた気がします。
両手両足の磁石が便利
このStickybonesには両手両足に磁石が埋め込まれています。

何気ないギミックですが、これがめちゃくちゃ便利。
というのも、この磁石と台座のおかげで、色々なポーズをとらせても自立する事が出来る。

普通のフィギュアやデッサン人形の場合、手で押さえるか撮影しないと無理なポーズもしっかり手放しで観察できる。
また、勝手に倒れるようなことがないのも便利。これを思いついた人は天才。
指が動く
ここまででお気づきだと思いますが、このデッサン人形は指も動きます。
大抵指は固定されたものが多いと思いますが、なんと指にも関節があるんです。

さすがにめちゃくちゃ複雑な動きまではできないけど、ある程度指がどんな見え方をするのかの参考になります。
ディテールが細かい
あとよくみるとこのStickybonesはディテールが細かくできています。
例えば足の太もものパーツなんかは左右対称ではなく、ちゃんと右と左で分かれています。

作りも単純な直線ではなく、ちゃんと太ももの形を意識して作られています。
この細かい作り込みが絵を描く時にかなり活きてきます。

上記画像のように、逆立ちした時の太ももの感じとかも、非常にリアルな形をしています。
割とこういった細かいポイントが、絵にした時の説得力に繋がるので、めちゃくちゃ良いです。
気になるかもしれない点【デメリット】
続いて気になった点についてですが、個人的には使っていて気になった点はほとんどなかった。
ただ人によっては気になるかもしれない点はあるので紹介していきます。
ポイント
- パーツが外れやすい
- 頭身は高め
- 組み立てが必要
具体的に説明していきます。
パーツが外れやすい
上でも書きましたが、Stickybonesは球体のジョイントをはめ込んでいるだけなので、割と関節ははずれやすいです。
特に指の関節はかなり外れやすいので、結構指のポーズをいじっている際に外れてしまう事が多いです。

これはまごうことなきデメリットじゃないの?
取れやすいことで、壊れにくくなっているので、個人的には気になりませんでした
仮に絶対外れないようにしてしまうと、可動域が狭くなったり、落としたときに衝撃が分散されずに折れてしまったりするので、個人的にはメリットの方が大きいと思います。
実際YouTubeで、落下テストを行っていましたが指が取れただけで、破損はありませんでした。
頭身は高め
Stickybonesの頭身は約7頭身になっているので、割と成人男性くらいの頭身になっています。
頭身はキャラによって変わりますが、女性キャラとかだとだいたい5.5~6.5頭身ぐらいが多い印象です。
なので、そのまま素体としてトレーすると、キャラによっては不自然になるかもしれません。
組み立てが必要
このStickybonesは、出来合いではなく、パーツがバラバラの状態で届きます。

ただ組み立てといっても、ドライバーやニッパー等は不要で、ただはめ込んでいけば完成します。
なので、そこまで気にならなかったのですが、人によってはめんどくさいと感じるかもしれません。
あと、基本的には組立自体は簡単なんだけど、足の部分だけはジョイントの接続が異様に硬かったです。

ポーズの参考に最適なデッサン人形
というわけで、Stickybonesのレビューでした。
毎回ポーズに悩む人や、人体を描くのが苦手な人にはおすすめの逸品です。
特に漫画家さんみたいな、色々なポーズを複雑なアングルで描かなければいけない人にはめちゃくちゃ重宝すると思います。
あと個人的な使い方としては、適当にポーズをとらせた後に、それをいろいろなカメラアングルでとってみたりするにハマっています。
ただの立ち絵が、俯瞰やアオリにするだけで、良い感じに見えたりするので面白いです。
限定クーポン
今回自分のサイト専用の3%オフクーポンを発行して頂けました。
このページに貼ってある公式ストアのリンクから商品をカゴに入れると自動でクーポンが適用されます。

購入の際は是非ご活用ください。

また、参考資料があってもポーズがうまく描けない人は、30秒クロッキーがおすすめです。
30秒クロッキーの詳しいやり方については、下記のページで解説しています。
それじゃ
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