当ブログはアフィリエイト広告による収益を得ています

液タブ・板タブ

HUIONから16,384段階の筆圧検知に対応した液タブが発売【Kamvas Pro19,Kamvas Pro27】

12月 23, 2023

こんにちは、兼子です。

 

HUIONから16,384段階の筆圧検知レベルに対応した液タブが発売されました。

 

まだ先行予約の段階で、出荷予定は2024年の1月5日から順次発送との事。

 

現在HUION公式ストアで先行予約の受付が出来ます。

16,384段階の筆圧検知レベルってのは先日XPPenが一足先に「業界初」を売りに発売していたので、もはやあまり驚く事ではないんだけど、結構その他のスペックもヤバいことになっているので、どこがすごいのかってのをわかりやすく解説していきます。

Kamvas Pro19とKamvas Pro27のスペック

今回発売予定の2機種のスペックは以下

Kamvas Pro19 Kamvas Pro27
サイズ 18.4インチ  448.9 x 272.4 x 21.3mm 2㎏ 27インチ 656.1 x 405 x 22.7mm 8Kg
作業エリア 409 x 230mm 596.7 x 335.7mm
解像度 4K UHD 4K UHD
液晶 IPS 60Hz フルラミネーション IPS 60Hz フルラミネーション
マルチタッチ 対応 対応
コントラスト 1000:1 1000:1
色域 99% sRGB / 96% Adobe RGB / 98% DCI P3 99% sRGB / 98% Adobe RGB / 97% DCI P3
視差 ±0.3mm (Center), ±1mm (Corner) ±0.3mm (Center), ±1mm (Corner)
ペン PW600 / PW600S PW600 / PW600S
ON荷重 2g 2g
沈み込み
0.4㎜ 0.4㎜
筆圧検知 16,384段階 16,384段階
インターフェース USB-C x 2、3.5mm ヘッドフォンジャック HDMI 2.0, DP 1.4, USB-C, DC, USB-A 2.0 x 2
3.5mm ヘッドフォンジャック
スタンド 一体型 20°固定 一体型 20°固定
VESA 75 x 75mm 100 × 100mm
OS Windows 10以降、macOS 10.12以降、
Android 6.0以降、Linux(Ubuntu 20.04 LTS)
Windows 10以降、macOS 10.12以降、
Android 6.0以降、Linux(Ubuntu 20.04 LTS)
価格(公式ストア価格) 169,999円 299,999円

 

基本的には19インチと27インチのサイズ違いって感じ。

16,384段階の筆圧検知に対応したペン【PW660】

なんといっても一番の特徴は筆圧検知レベル。従来の8,192段階の倍のレベルになっております。

冒頭でも書きましたが、今年の9月ごろにXPPenが業界初の16,384段階の筆圧検知レベルを搭載した液タブを発売していましたので、恐らく業界では2番目。

 

ただその他の性能に関してはXPPenを上回ってる部分が多く、ON荷重がXPPenでは3gなのに対し、HUIONの方は0.2g

 

ちなみにON荷重とはペンが反応するまでの最小の重さ。

理論上はON荷重が軽いと、筆圧の強弱がより滑らかに感じられる。

 

また、ペン先の沈み込みに関しても0.4㎜とめちゃくちゃ少ない。XPPenは0.6g。

個人的には0.6gでもほとんど感じないレベルなので、本当に超繊細な違いになってきている。

ペンは2種類同梱

また、従来の太さのペンに加えて、細いタイプのペンが同梱されるらしい。

アシスタント
2本もいる・・・?

 

って意見もありそうですが、2本ついてくると豪華さとか、プロっぽさがでるので、最近のトレンドになっている。気がする。

その他同梱品も充実【左手デバイスも付属】

同梱品もかなり充実しており、左手デバイスも付属してくる。

なんかこの左手デバイスを付属するのも、最近のトレンドになっている気がする。

解像度は4K高色域

解像度に関しては4Kとなっております。

また、色域に関してもかなり高色域。

更に工場出荷前にキャリブレーションを行っており、そのレポートまで付いてくるらしい。

兼子
色々と拘りを感じる

マルチタッチに対応

また、どちらもマルチタッチに対応しており、指でも反応する仕様になっております。

対応するのはWindowsのみとのことですが、あまりタッチ機能に対応した液タブってないので希少な存在。

 

ただ液タブのタッチ機能ってiPadのようなタブレットと違って、カクカクした動きになる事が多い。

また、手の腹が当たる事で誤作動の原因になったりすので、結構好みが分かれる所。

 

実際使ってみたわけではないのでわかりませんが、あまり過度な期待はしない方が無難。

スタンドが20度固定の流れは辞めてほしい

個人的に気になる点で言うと、スタンド。

どちらの液タブも本体に付属の足がついているのだけど、これが20度固定でしか使えない。

XPPenの液タブでもまったく同じ仕様のスタンドが付いていたんだけど、正直角度が低すぎて全然使えなかった。

その為別途スタンドを買って使用している。

【幅が狭い】液タブスタンドとしてBoYataのノートパソコンスタンドを買ってみた!

こんにちは。兼子です。   先月XPPenの新しい液タブ、Artist Pro16 Gen2を買ったのですが、付属のスタンドの角度が低すぎる問題にぶち当たっていました。 おおよそ20度程しか ...

続きを見る

 

なんか【20度が液タブの最適解!】みたいな風潮になっているのか知らないけど、絶対体には良くないと思う。

20度って本当に、「無いよりマシ」ってレベル。

 

個人的にはペン2本付けるより、しっかり角度が変えられるスタンドを付属した方が優しいと思う。

 

ただどちらもVESA対応のネジ穴がついているので、モニタアーム等につける事が出来る。

最強の性能でWacomとXPPenに対抗してきた感じだけど、高い

という感じで、今回発売されるKamvas Pro19、Kamvas Pro27共に全体的に妥協がなく、最高スペックの液タブになっている。

勝手な予想ではあるけど、恐らく先日発売したXPPenの液タブを凌駕するスペックと、WacomのCintiq Pro27に対抗するモデルを意識して開発されてるんじゃないかと思う。

 

しかしその分値段も妥協がない。

19インチの物で約17万、27インチの方が約30万となっている。

 

確かにWacomのCintiq Pro27(約52万)と比べるとかなり安い金額ではあるんだけど、30万をほいほい出せる人間はそう多くない。

19インチの方に関しても、17万円と海外製の液タブとしてはかなり高い。

 

やっぱり海外メーカーの液タブのメインユーザーは「なるべく安くて良い物を使いたい!」って人が多く、金持ちはWacomに流れる。

なので性能は多少低くても、7万台で買えるならXPPenのArtist Pro16 Gen2を買う人が多い気がする。

Artist Pro16 Gen2のレビュー記事もあるので、よかったらこちらもどうぞ▼

【Artist Pro16Gen2レビュー】大きさ以外最強のスペック

先日XPPenから発売された新しい液タブArtist 16Pro Gen2を買いました。 何とビックリ、筆圧検知が業界初の16,384段階に対応した液タブ。ただ筆圧って8,192段階でで充分じゃない? ...

続きを見る

 

 

かくいう自分も17万を出す余裕はないので、今後もう少しお金に余裕ができたら買ってみたいと思う。

アシスタント
お金ないもんね。
・・・
兼子

 

それじゃ!

HUION公式ストア

 


液タブはメーカー公式ストアで買うのがオススメ


液タブを買う際はメーカーの公式ストアで買うのがおすすめです。

理由は保証が長くなるから。

 

XPPenでは通常保証期間が1年なんだけど、公式ストア限定で18ヶ月になります。

液タブって精密機械なので、保証は絶対長い方が良い。

 

またXPPenでは公式ストアで買った人のみ対象のレビュープレゼントキャンペーンなんかもあったりします。





プレゼントキャンペーンの詳細はこちら



 

送料無料だし割高になっていることもないし、公式ストア限定セールもあったりします。

なので個人的にはまず公式ストアで検討することをおすすめします。

 

XPPen公式ストア

-液タブ・板タブ
-