私はイヤフォンに対してそれほど大きなこだわりはない。
理由は音質をそこまで気にしないからだ。
そもそも音楽もそこまで頻繁に聞くこともない。
なので高いイヤホンにはあまり興味がない。
がしかし・・・
気づけばイヤフォンがどんどん増えてきてしまった。

今手元にあるのは4つなので、馬鹿みたいに多いわけではないけど、音質に拘りはないとかほざいてた割には多い。
なぜこんなに増えてしまったのかというと、それは形状のせいだ(人のせい)
インナーイヤー型やカナル型、最近ではオープンイヤー型なんてものが出てきている。
正直音質はそこまで気にしないのだが、つけ心地に関しては気になってしまうのだ。
きっと自分にとって最適な型があるはず!!
そんな思いから色々買ってしまった。
イヤフォンの形状はすべて良い面もあれば悪い面もある
で、結局どれがよかったのさ?って話だけど、正直個人的にはどれも満足はいっていない。
上の4つ以外にも壊れて捨てたものもあるので、結構色々と試してきたけど、未だに出会えてない。
カナル型のメリットとデメリット

そもそも自分が初めて買ったワイヤレスイヤホンは、カナル型のものだ。
理由はつけ心地だったと思う。
インナーイヤーに比べて耳にいれる部分の素材がシリコンで柔らかいので、当時はよく考えずに買った気がする。
そんなカナル型のイヤホンのメリットといえばやっぱりノイキャン性能ではないだろうか。
素材が柔らかいので、耳にフィットしやすく外部の音を遮断しやすい。
なので集中したい時や、周りが騒がしい場所で音楽を聞きたい!なんて状況下ではピッタリの代物だ。
1万円前後のものでも本当に周囲の雑音がスッと消えるようなイヤホンもあったりするので、本当にすごい。
しかし一方でその密着感がデメリットにもなる。
具体的に言うと、まず耳が湿ってくる。
耳の穴がしっかりと塞がれるため、通気性が悪くなり、長時間つけているとだんだんと湿ってくるのだ。
また、汗をかくと僅かな隙間から耳の中に汗が入り込み、耳の中が不快になることもある。
故に汗っかきの人などが、運動中にカナル型を使用すると結構悲惨なことになる。耳も不快だし、イヤホンも不潔になる。
実際自分もジムで使っていたんだけど、汗が耳に入るとかなり不快な気分になった。
あと単純に外部の音が遮断されるのも良いことばかりではない。
背後に迫る車の音に気付けなかったり、不審者につけられたりしても気づきにくいので、防犯的にもよくない。
家の中で使うにしても、ノイキャン性能が強すぎるとチャイムの音にも気づきにくかったりするので、なんだかんだ結構なデメリットがある。
インナーイヤー型のメリットとデメリット

カナル型に多くのデメリットを感じた結果買ったのが、インナーイヤー型だ。
カナル型に比べて耳に対する圧が少ないので、カナル型で感じたデメリットを解消できる。
と思ったのだが、やはりインナーイヤー型にもデメリットはある。
まず耳が痛くなることだ。
カナル型と違い、シリコンのイヤーチップがないので、硬い素材が直に耳に当たる。故に長時間装着していると耳が痛くなる。
また、イヤーチップは耳の穴の大きさによってサイズを選べるが、インナーイヤー型は基本選べない。
なので自分の耳に合わないとどうすることもできない。
特にカナル型で慣れてしまってる人にとっては、つけ心地はイマイチに感じると思う。
最終的に辿り着いたのがイヤーカフ型

どちらも一長一短だな~なんて思っていたのだが、今度はイヤーカフ型が気になってきたのだ。
これは耳に挟むタイプのもので、耳を塞がないし、挟んでいるので落ちにくいはず。
また、耳穴にはめ込まないので圧迫感の低さもにも期待できる。
そんなわけでつい最近買ったのが、SOUNDPEATSのこれ。
値段もそこまで高くないし、口コミも良さそうなので買ってみた。
イヤーカフと言えば多分気になるのが音漏れだと思う。耳を塞がない分、音が外部に漏れ出やすいのが有名な欠点だ。
しかしこのイヤホンは音漏れ対策もされているのだ。

実際使ってみても、確かにかなり音は漏れにくい。
まったくしないというわけではないが、よほど大音量にしない限りは問題ないレベル。
自分はあまり大音量で音楽を聞くことがないので、多分全然漏れてないと思う。
がしかし!
やはりこのイヤホンにもデメリットはある。
まず一番は耳の痛みだ。
つけた瞬間はもちろん耳に痛みはない。
しかしわずかな力であっても、何時間か経過すると結構痛くなってくる。
大体2時間もすると鈍い痛みを感じてくる。
また、外部の音はしっかり入ってくるので、例えばトラックが頻繁に通る国道沿いなどの道を歩いていると、ほとんど音が聞こえなくなる。
音楽とかなら別に問題ないと思うけど、例えばオーディブルなんかは何言ってるかわからなくなるので外で歩きながら使う事はできなかった。
何を取るか
というわけで、結局自分にとって完璧なイヤホンなんてのはなかった。
当たり前だけど、安全面を重視したければ遮音性は低くなるし、ノイキャン性能を上げたいなら圧迫感も高まる。
買う前に気づけよって話ではあるんだけど、なんか夢見ちゃうんですよね。
でもわかっていても、このイヤホンなら!?って思ってしまうんですよね・・・
多分今後もまた挑戦するのだと思う。

結局今は何使っているの?
メインをイヤーカフ型にして、たまにカナル型も使ったりという感じ

やっぱりいろいろ考えた結果、自分は耳のことと生きる上での安全面を考慮して、耳をふさがないイヤーカフ型をメインで使用している。
近年イヤホンをつけての事故も多いので、電車内での事件も多いので、なるべく周りの音は聞こえるようにしたい。
あとそもそも外を歩くときなどは最近はイヤホンをほとんどしないようにしている。
したところでトラックや電車が通ると聞こえなくなるし、家の中で散々使っているので外に出る時ぐらいは使わないようにしている。
ただ本当に集中したいときや、耳が痛くなった時はカナル型も使っている。
主に家の中だけだけど。
充電とかはめんどくさいけど、2つ使うことで理想を叶えられた気がしないでもない。
それじゃ