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Live2D ソフト

【Live2d 】ふわふわ動く猫耳の作り方【物理演算設定】

11月 30, 2023

こんにちは。兼子です。

以前作ったLive2dのモデルに猫耳を追加してみました。

単純なXYの動きの他に、体の動きに合わせてふわふわ動くような設定になっております。

また、上の動画だと分かりづらいですが、若干ピョコピョコっと動く設定も組み込まれております。

↑こんな感じ

というわけで、このやり方について解説していこうと思います。

猫耳を作ろうと思っている人は参考にしてみてください。

Live2Dを使ったピョコピョコ動く猫耳の作り方

1 パーツ分け

というわけで、まずはパーツ分けから。

自分が分けたのは以下の4パーツ。

分けたパーツ

1上側

2影

3中身

4下側

という感じ(雑)

これである程度は立体的に見える動きを付けられると思う。

XYZの動きについては割愛します。頑張ってそれっぽくやってください。

2 パラメーターの設定

続いて猫耳独自の動きの設定をしていきます。

まずはパラメーターを新規で作ります。

自分の場合こんな感じで作りました▼

名前→耳揺れ

最小→-30

デフォルト→0

最大→30

このパラメーターにピョコピョコした動きを付けていきます。

動き方は、‐30で耳が下がる感じに、そして30ではピンと張る感じに。

動き自体はこれで終了。あとは物理演算で連動の設定をしていきます。

3 物理演算の設定

もし物理演算がよくわからない!って人には以前物理演算について書いた記事があるので、先に見ておくと分かり易いかも。

【Live2D】物理演算とは何か?物理演算を使った髪揺れの設定方法を解説する

こんにちは。兼子です。   アシスタント Live2Dの物理演算がよくわからない・・・ って人結構多いと思う。   実際自分も完璧に理解しているわけじゃないけど、最近ようやく使い方 ...

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物理演算の設定は色々と方法があると思いますが、自分は瞬きに連動して耳が動くようにしたかったので、入力に目の開閉を、出力で先ほどの動きを入れていきます。

入力に左右の目の開閉を設定します

出力では先ほど作った耳揺れを設定

振り子の設定

振り子は短めに設定し、ピョコっとした動きになるようにしました。

設定はこんな感じ。

この辺は好みで色々試してみても良いと思います。

4 動きの確認

後は瞬きに合わせてどんな動きになるか確認していきます。

動きが小さかったり、大きすぎる場合は倍率をいじって修正します。

自分の場合ちょっと過剰に感じたので倍率を下げました。

動きが大きすぎると、使うソフトによってはカクついたり、瞬き連発した時に鬱陶しくなる事があります。

顔と体に連動してフワッとした動きを設定する方法

ついでに顔と体に連動した動きの設定も解説していきます。

1 パラメーターの設定

まずは、先ほどと同じ要領でパラーメーターを作っています。

先ほど作った耳揺れは先端の動きでしたが、今回はなるべく全体的に動きを付けます。

2 物理演算の設定

続いて物理演算の設定をしていきます。

入力の設定はこんな感じ。

頭入力のプリセットをそのまま使っております。

続いて出力に先ほど設定した動きを入れていきます。

振り子の設定

最後に振り子の設定をしていきます。

今回はフワッとした動きにしたいので、長めに設定してあります。

4 動きの確認

最後に動きを確認します。

動きに合わせてフワッと動いていればOK。

動きが大きかったり、小さい場合は先ほど同様倍率をいじって良い感じにしましょう。

簡単にできるので猫耳作りたい人は是非お試しを!

というわけで猫耳の作り方でした。

「猫耳の作り方!」とか偉そうに書いていますが、色々なやり方があると思うので、別にこれが「正しい作り方!」ってわけではないので、その辺はご了承くださいませ。

特に動きの設定方法に関しては、まだ手探りな所があるので、今後色々試していきたい。

でも動きに合わせて色々動くと見ていて楽しいですね。

パーツも少ないし、差分として作ると面白いかと思います。

それじゃ!

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