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ガジェット 液タブ・板タブ

液タブを後傾姿勢でも描けるようにモニターアームを取り付けてみた【ERGOTRON】

こんにちは。兼子です。

先日後傾姿勢で絵を描く為に、液タブから板タブに乗り換えたけど失敗したって記事を書きました。

詳しくは上の記事を読んでほしいのですが、簡潔に失敗した理由を言うと「長年液タブを使ってきたために、どうしても液タブで絵を描きたくなってしまう」ってのが主な理由。
しかし、液タブだとどうしても前傾姿勢になりやすいので体が痛くなる。これは放置できない。


そんなわけで自分がひねり出したアイディアがモニターアーム。
液タブをモニターアームに取り付けて、机より前に飛び出すようにようにすれば後傾姿勢で絵が描けそう。


これは我ながら天才的アイディアだと思った。コナン君もびっくり。

アシスタント

でも前にもモニターアームに繋いで失敗してなかった・・・?

そうなんです。。。

兼子

Amazonで買った安いモニターアームで試してみたんだけど、描こうとするとぐらつくのですぐに辞めてしまった。

ただこれは安いモニターアームってのが原因の可能性がある。
というわけで今回はここを改善しつつ、モニターアーム取り付け化計画を進めていく。

ERGOTRONのモニターアームを液タブに取り付けてみた

今回買ったモニターアームがこちら

言わずと知れたモニターアームの王道メーカー、ERGOTRON(エルゴトロン)
値段は高いけど、安定性や動作のスームズ感など非常に高い評価を得ているので、もはやこれで駄目なら他でも無理だろ。って事で購入。

兼子

もちろん中古で(約1万円)

新品だと2万超えだし、本当に使えるかも怪しかったので中古にしました。
使用感はあるものの、動作には問題無さそう。

ただこれだけじゃ自分の液タブ(Artist Pro16Gen2)はモニターアームに取り付けができない。
というのもVESA企画のネジ穴がないのだ。ネジ穴ぐらいつけてほしいものだ。


というわけで、更に別途モニターアーム用のノートPCスタンドをAmazonで購入。

それぞれを取り付けるとこんな感じ。

そしてここに液タブを乗せます。

これで完成。

エルゴトロンのモニターアームでも若干揺れる

まずは肝心の強度については、確かにかなり頑強です。しっかりと固定されつつ、引き伸ばしもスムーズに行えます。

しかし絵を描いても揺れないかというと、やっぱり若干揺れます。




ただ多少ぐらつきますが、描けないほどでもない。
安物と比べたら、大分良いです。



それにモニターアームの性質上、浮いているので完全に揺れないというのはほぼ不可能だと思うので、とりあえずこれは良しです。

角度が難点・・・

モニターアームの方は良かったんだけど、ノートPCスタンドの方はちょっと失敗した・・・
というのも液タブがかなり寝てしまうのだ。

本来このモニターアームは90度を基準に上向きに70°、下向きに5°動かすことが出来ます。
しかしノートPCスタンドを取り付けると、だいたい30度位が基準になります。

つまり最大でも35度くらいしか立てることができなくなるのです。
図で描くとこんな感じ。

そもそも液タブ用ではなく、ノートPCを置く用なのでしょうがないのですが、盲点でした。
というかモニターアームの下向きに対する可動域がこんなに低いとは思わなかった(言い訳)


自分的にはもっと立てて描きたいのに、それができない…
角度についてはまったく気にしていなかったのでやってしまった。

液タブ×後傾姿勢はそもそも描きにくかった

とはいえ本来の目的である後傾姿勢で液タブを使うことは願いかなった。

机より前の位置まで液タブを持ってくることができるので、リクライニングした状態でも絵をかけるようになった。

アシスタント

机きったないね・・・


がしかし

兼子

なんか描きにくい・・・

別にこれはモニターアームやノートPCスタンドが原因ってわけではない。
そもそも後傾姿勢と液タブってのが描きにくい。

やっぱり液タブってのは姿勢を正した常態か、若干前のめりになるぐらいが描きやすいのだと気づいた。
原因が根本すぎる為、もはやこれ以上はどうすることも出来ない。コナン君もお手上げ。

板タブ×後傾姿勢は良い

ただ板タブ化して使う場合は、リクライニングを使って描くのは良い。
描きにくさも感じないし、姿勢的にも楽。



なので結局今後も液タブと板タブを交互に切り替えながら使っていく予定。

板タブ化をボタン一つで行う方法【XPPen】

ちなみに最近知ったのですが、今まで板タブ化する際ドライバーを開いて、画面切り替えを行い板タブ化していたのですが、この動作をショートカットキー登録できた。
やり方はドライバーから、割り当てたいキーを選び、その他からマッピング画面切り替えを選びます。

そうするとキーを押すだけで液タブを板タブ化することができるようになります。

これで大分スムーズに板タブに切り替えることができるようになりました。
しかしこれはXPPenのドライバーから行うので、他社の左手デバイスなどには登録できない。

ただペンのショートカットボタンにも登録できるので、XPPenの左手デバイスががない人でもできます。

理想の旅は続く

そんなわけでうまい具合にはいかなかったけれど、なんだかんだ以前よりいい環境にはなったと思う。
特に液タブを好きな位置に微調整できるので、モニターアームはつけてよかったし、簡単に板タブ化できる新たな発見もあった。


今後も理想の環境を追い求めながら試行錯誤していこうと思います。


今使っている液タブのレビューはこちら▼

【Artist Pro16Gen2レビュー】大きさ以外最強のスペック

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それじゃ

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